USB-Cハブを活用してIdeapad Duetをパソコンとして便利に使う

今回は、↓でレビューしたレノボの2-in-1 ChromebookであるIdeapad Duetを、より「パソコンらしく」使う話です。

レノボの2-in-1タイプChromebook「IdeaPad Duet」が神機であることは重々承知のうえであえて買っていなかったのですが(...

Chromebookはもちろんパソコンですが、スマホやタブレットではなくパソコンに期待する使い方として、周辺機器の接続性があると思います。

カメラで撮影して、それを接続してそのまま写真や動画を取り込んだり、外部記憶媒体を使ったり、有線接続のマウスやキーボードを使ったり。

最近はモバイルOSでもそういった使い方がだいぶできるようになってきましたが、まだまだ動作や互換性の面で不十分なことも多く、「あれ?これできないんだ」と思うことも少なくありません。

モバイルOSに近いイメージがあるChromeOSが、周辺機器接続にどの程度対応しているのかを確認したかったのでやってみました。

Ideapad Duetは、USB Type-Cポートが一つしかありません。

そのため、↓のようにドッキングハブを使ってみました。

結果、ほぼ満足する使い方ができましたので下記にまとめます。

ちなみにChromebook Ideapad Duetは現在、レノボが2万円台で大安売りしています。

まずアマゾンでは1月15日までの期間、通常税込39,800円のところ、↓のページで9,900円OFFクーポンが適用できるので今なら税込29,900円で購入できます。

また、楽天では、現在開催中のスーパーセールで、通常税込42,636円のところ、12/17 17:00まで↓のレノボ公式ストアで「クーポン獲得」を押すと9,899円OFFクーポンが適用でき、さらに3,408ポイントつくので実質税込29,329円になります。(ポイントはアカウントによって異なります)

なお、楽天で販売されているモデルは通常の128GBストレージですが、アマゾンのものはアマゾン専用モデルで64GBストレージになっているのでご注意ください。

ハブの選び方

USB Type-Cポートが1つだけという状況をまずはなんとかするべく、USB-Cハブを選びます。

それにあたっての注意点は、ポートの位置です。

Ideapad Duetは↓のように、端っこの方にType-Cポートがついているんですね。

で、世に出回っているUSB-Cハブの多くは、ハブの中央に端子が出ています。

iPad ProやMacBook Proでの利用を想定しているからだと思いますが、そのままではIdeapad Duetで使うと下向きに飛び出してしまいます。

画面を開いたときに上向きに飛び出すのであれば、不格好ながら使うことはできますが、画面下向きに飛び出されるためクラムシェル形状にできません。

そこで使ったのが↓のOmars 5-Port Hubです。

モバイルバッテリーなどで有名なOmars製のUSB-Cハブです。

価格は↓のようにアマゾンで税込2,599円とリーズナブル。

そして何より、USB端子が↓のように端っこについています。

ポート類は、USB Type-C、USB3.1 Type-A x2、microSDカード、SDカードです。↓

HDMIはついていませんので、外部モニタ出力がしたい場合は、HDMIつきのものを選びましょう。

実際に装着すると、↓のように見た目の一体感はかなりのものです。

ただし、Duetの背面カバーと干渉するため、ギュッと押し込む必要があります。あるいは、背面カバーを一度外してから本機を装着し、あらためて背面カバーをつけるとキッチリはまります。

USB-Cポートへのダメージが心配な場合は、ドッキングハブタイプではなく、↓のようなケーブルタイプを使った方が良いでしょう。

Ideapad Duetに色々接続してみる

では、色々と接続してみます。

まず一番やりたかったのがカメラです。

外出先で撮影した写真や動画を取り込めるかどうか、そこからクラウドや編集ソフトにつなげられるかが、個人的にはPC利用として足るかどうかの大きな分かれ道になります。iOSではこのあたり不便なことが多かったのですが、こちらはめでたく接続成功です。

カメラはUSBマスストレージとして認識され、「ファイル」アプリから自由に中のフォルダやファイルにアクセスできました。

カメラ直接接続も、SDカードからの読み取りも両方問題なく動作しました。

続いてマウスやキーボードです。こちらも問題なく動作。

USBメモリも、まったくPCと同じように読み込めます。

Type-Cポート経由での外部モニタ出力は出来ませんでした。モニタ側に別途電源供給を行っても、映像出力は行われません。

ChromeOS自体はもちろん外部への映像出力に対応しているので、それをやりたい場合はHDMIポート搭載のハブにした方がよいでしょう。

使い道がハマれば最高

このChromebook Ideapad Duet、自身のPCのユースケースがこれでカバーできれば、かなり最高な一台です。

軽くて薄く、バッテリー持ちもよく、何よりシステム全体が非常にシンプルで高速に動作します。取り回しの良さが抜群です。

まさにChromebookの強みそのものですが、世の中のChromebookは1kg以上あるものが多い中、本機はキーボードカバー込みでも軽量です。

というわけで、自身のモバイルコンピューティングのユースケースを考えてみて、ChromeOSでいけるかも!と思ったらぜひ検討してみてはいかがでしょう。

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コメント

  1. みき より:

    こんにちは。同じクロームブックを使っております。ハブを探していてこちらにたどりつきました。実は1度購入したのですが、Cタイプの挿入口に挿しても反応しないものを購入してしまったようで、どれがいいのか迷っております。
    それでの質問だったのですが、こちらのハブを挿入したら、ファイルを開く、そうするとファイルの左側の下の方になにかデバイスが表示されるって感じでいいんでしょうか?
    私が購入したものは差し込み口もクラクラして不安定だったし、挿してもしーーん。って感じで画面も何も反応しませんでした。試しに逆に挿してもダメでした。
    ハブを挿したらデスクトップには何も出てこなくて、ファイルにも何も出てきませんでした。こちらはそのようなことがないハブでしょうか?
    教えていただけたら嬉しいです。
    ちなみにHDMIもついているおすすめなどご存じでしたら教えていた抱けると嬉しいです。