今回は、レビューしてほしいというリクエストが多かった「Teclast M40」をレビューしていきます。
それもそのはずで、↓のAlldocube iPlay 30を超えて、現状でもっとも高性能な1万円台格安中華タブレットの一つです。のちほどベンチマークなども見ていきますが、iPlay 30よりもTeclast M40の方が上です。
2021.1.24追記:iPlay 40が出て、今はこっちのほうが上です。↓
Banggoodでは、現在ちょうど17,896円でセール中です。Banggoodの販売ページはこちら。(12/28まで)
17,896円の今は、本機のコスパがかなり高いです。
アマゾンでは↓のように2万円以上しますので、Banggoodがお買い得です。
10.1インチで1920×1200と高精細、6GB RAM、128GBストレージ、さらにはデュアルSIM対応なTeclast M40、さっそく見ていきましょう!
まずは外観とスペック
本機は「Teclast M40」という名前ですが、外箱には「tPad」と書いてあります。ネタでしょうか。それはともかく、外箱も薄くてコンパクトなのが好印象。
同梱物は、タブレット本体のほか、USB充電器、充電用USBケーブル(USB Type-A to C)、SIMスロット用ピン、マニュアル類です。
Banggoodで購入するとUSB充電器が海外プラグになりますが、変換プラグが同梱されていたりいなかったりします。
ただ、USB充電器が家に無いという方はほぼいらっしゃらないと思うので、特に支障はないかと思います。
本体前面と背面に保護フィルムが貼られています。それらを剥がしても、ディスプレイ側には貼ったまま使う保護フィルムが貼られていますので、別途買う必要はないかもしれません。
スペックは下記の通り。
- モデル名:Teclast M40
- CPU:UNISOC T618 Cortex-A75(オクタコア)
- OS:Android 10
- RAM:6GB
- ストレージ:128GB eMMC
- ディスプレイ:10.1インチ(1920×1200)
- バッテリー容量:6,000mAh
- Wi-Fi:2.4/5GHz
- Bluetooth:5.0
- バンド帯:
- GSM:B2,B3,B5,B8
- WCDMA:B1,B5,B8
- LTE:B1,B3,B5,B7,B8,B20,B34,B38,B39,B40,B41
- サイズ:243x163x9.3mm
近頃は1万円台中華タブレットの進歩が著しいのですが、その最先端のようなスペック。
iPlay 30に搭載されているHelio P60(MT6771)はCortex A73とA53のオクタコアですが、本機に搭載されたUNISOC T618はA75とA55のオクタコアです。後ほどみるように、ベンチマークもこちらの方が高くなります。
RAMが6GBあり、ストレージは128GB。ただしeMMCです。microSDカードによるストレージ拡張にも対応。
ディスプレイは10.1インチ1920×1200と高解像度、バッテリー容量は6,000mAh、さらにnano SIM 2枚のデュアルSIMにも対応しています。
ディスプレイのベゼルは、iPad Pro 11ほど細くはないものの、野暮ったさを感じないほどには絞られています。
背面はiPlay30によく似ています。素材は同じなんじゃないでしょうか。いずれにせよ黒いメタル外装なので、チープさはありません。細部の作りも結構丁寧。ただ、写真にも見えますが、指紋は付きやすいです。
8MPのカメラ部は数mm飛び出しています。フロントカメラは5MP(ただし製造ロットによってはフロントカメラも8MPになるようです。現在はフロント8MPの部材が不足しているとのこと)。上部には、↓のようにイヤホンジャックとmicroSD/nano SIMスロットがついています。
付属のSIMピンで開けます。nano SIM 2枚、もしくはnano SIM + microSDのどちらかです。
側面には、充電用USB Type-C、リセット穴、音量ボタン、電源ボタンです。↓
スペック表上は同じ9.3mmですが、Teclast P20HDよりも薄く感じます。素材の影響でしょうか。とにかく体感は、薄く軽く感じます。
底面には、↓のように左右にスピーカーです。音は、格安タブレットとしては悪くありません。iPadよりは悪いです。当たり前ですが。
背面には、技適マークがプリントされています。↓
重量は、実測で527g。Alldocube iPlay 30とほとんど同じです。iPad(第8世代)のCellularモデルよりも30gほど重いですが、ズシリ感はあまりありません。
ベンチマークをチェック
Geekbench 5のスコアは下記の通り。シングルコアが392、マルチコアが1,485です。シングルコアは400に近づいており、1万円台タブレットの着実な進化を物語っています。
シングル392がどのくらいの速さかというと、Galaxy S8とXiaomi Poco F1の間くらいです。
マルチコアの1,485は、Galaxy S8を上回り、Redmi Note 8 Proを下回るレベルです。「遅くて使えない」ということは全くありません。使い方にもよりますが、普通にサクサク動いてくれます。
荒野行動もプレイできますよ
10.1インチの大画面でアスペクト比が16:10ということで、細長すぎることもなく適度に幅広です。ウェブ閲覧も快適です。
もちろん動画視聴も問題ありません。アスペクト比が横長のFullHD動画を見ると、上下に黒帯が入ります。
※ただし、本機はwidevine L3のため、Netflixやアマゾンプライムビデオの再生はSD画質になります。YouTubeは問題ありませんが、Netflixなどで動画再生を考えている方はHD再生できませんので、ご注意ください。
荒野行動も、特にストレスなくプレイできます。ラウンジで大人数が密集したらカクカクになりますが、画質設定をHDに上げても、たまにカクつくくらいで、総じてなめらかです。
貼られているフィルムの影響なのか、新しいうちはキュッキュッという摩擦を感じるさわり心地です。これは好みもあると思いますが、滑りの良いタッチ感触がいいという方は、10.1インチ16:10対応の保護フィルムを貼っても良いかもしれません。
コンテンツ消費タブレットに最適
動画を見たりゲームをしたりウェブを見たりといったコンテンツ消費のためのタブレットとして、価格も安く最適です。
お絵かきなどのクリエイティブ用途となると、ペン対応iPadなどを選んだ方が良いですが、コンテンツを楽しむタブレットとしては必要十分以上だと思います。
SIM対応なのでSNSも使えますし通話もできますよ。
Banggoodでは、現在ちょうど17,896円でセール中です。Banggoodの販売ページはこちら。(12/28まで)
アマゾンでは↓のように税込21,900円と高くなっています。
特に上記Banggoodの価格であれば、現状もっともコスパが高い格安タブレットになると思います。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
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