↓でご紹介した「PinePhone」は、149ドルと1万円台で購入できるLinuxスマホでした。
特徴は、iOSやAndroidのようなモバイルOSではなく、Linuxディストリのうちモバイル利用に最適化されたPostmarketOSやUbuntu Touch、KDE Plasma Mobileなどを動作させることを想定した正真正銘のLinux端末であることです。
Linuxが動いているので、当然LibreOfficeやGIMPなどのLinuxソフトウェアを動かすことができます。もちろんタッチ操作で約6インチのディスプレイなので、そのまま快適にとはいきませんが。
外付けモニタを使うとか、あるいはちょっとサーバをいじりたい時などには重宝しそうです。
ちなみに↓のタブレットや、
↓のスマートウォッチなどもありますよ。
そしてこのPinePhone、現在純正の着脱式キーボードを開発中なのです!なにそれ胸熱!!!
それが↓のPinePhone Keyboardです!
pogoピンで接続し、フリップ式カバーにもなるというこのPinePhone Keyboard。
一部挙動の調整が続いているようですが、すでにプロトタイプのレビューが行われている状況で開発は終盤。
今年中には登場する予定です。
↓のように立派なQWERTY配列で、しかもアイソレーションタイプじゃないので打ちやすそうです。実際、プロトタイプの打鍵感は悪くないというレビューが上がっています。
PinePhoneとは、↓のように電話本体右上のpogoピンと接続。背面全体を覆うタイプですね。
ハード形状の系統としては、↓のGemini PDAやCosmo Communicatorに近いですね。
これにより、エミュレーションではない正真正銘のLinux UMPCの誕生となります。タッチ操作に対応し、ハードウェアキーボードがあって、モバイル操作にも最適化されたLinux UMPCとはなんとも魅力的。
もちろん一般コンシューマー向けの商品ではなく、ギークやエンジニアを主なユーザー層として想定していると思いますので、iOS端末やAndroid端末のような至れり尽くせりなサポートや完成度は期待できないでしょう。
ただ、ある程度自力で環境構築やカスタマイズ、トラブル対応ができるレベルのユーザーであれば、唯一無二の端末になるのではないでしょうか。
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