ワイヤレス充電器のベネフィットってなんなんだ!?という点について数年来悩んでいたのですが、先日↓でレビューしたAnkerのスタンドタイプで、「けっこう便利じゃん」と初めて感じました。
当初懐疑的だった理由は、メリットが「ケーブルを挿す手間を省ける」だけという点でした。
充電スピードも落ちますし、コイル位置がシビアなため夜の間に位置がずれたら充電できていないなんていう悲劇もあります。
一方、上記Ankerの場合、コイル位置の許容範囲が広めで、専用ACでなくUSBケーブルを挿すタイプということで、はじめて便利だと感じました。
ただ、それは小さなメリットでした。
今回、↓のような4機器を充電できるワイヤレス充電器をなんとなく買って使ってみて、ケーブル充電を明確に上回る、かなりのベネフィットを感じましたのでご紹介します。はじめて、ワイヤレス充電器が一軍に昇格しました。
このタイプのワイヤレス充電器はいくつも出ています。
私が買ったのは、↓のROMIKYという謎メーカーのものです。
これにした理由は、USB Type-Cポート一つで、スマホ2台、Apple Watch、イヤホン(普段愛用しているソニーのWF-1000XM4とAirPods Pro)の合計4台充電できるため。
Apple Watchは専用になりますが、それ以外は特にApple製品限定ではありません。
USB Type-Cケーブル1本あれば、機器4台を充電できるというのは大きなメリットです。
(充電スピードとのトレードオフがありますが、夜寝ている間に充電する目的なのでその点はシビアには見ていません)
パッケージには、チャージャーとUSB Type-A to Cケーブル、USB Type-A充電器が入っています。
一番左のスタンド部分は、角度を変えられます。コイルは2カ所。iPhone SE2やXperia 1 IIなど、いくつかのスマホを立ててみましたが、どれも充電できました。無理でも、スタンドを倒せば自由に位置を動かせます。
一番左のスタンドタイプ、真ん中の平置きタイプ、右上のApple Watch用、右下のAirPods Pro用という4カ所。Appleユーザーはよりメリットを享受できるでしょう。
表面素材はマット仕上げで、質感は悪くありません。
特徴的なのはApple Watchの充電です。
↓のように底面フタを外し、Apple Watchの付属充電ケーブルを通します。
Apple WatchケーブルのUSB Type-Aを、本機底面のポートにぶっさすだけ。本機にはUSB Type-C一つで給電されるのですが、そこからApple Watch用の電力も供給されます。
つまりは↓の背面にあるUSB Type-Cポートの一カ所だけで、4台が充電できます。
付属のUSB充電器は、QC3.0急速充電対応の18w。
重量は、約304gでした。デスク上に据置なので、重さはそれほど問題ではありません。
18w以上の給電であれば、↓のように問題無く4機器充電できます。
ソニーのWF-1000XM4も、↓のように問題無く充電できます。
給電されているかどうかが、前面のインディケータで表示されるのも良いですね。
スタンド部はiPhoneの15w急速充電にも対応しているとのことですが、私は夜の間に充電できていればいいので、一般的な5wで充電できれば問題ありません。
充電のスピードも、5wの通常充電を期待していれば、不満を感じるものではありません。
これが来てからは、充電のために何本ものUSBケーブルを使う必要がなくなりました。
普段使うスマホやイヤホンのためには、USBケーブル1本だけしか使用する必要がなく、何よりケーブルや充電機器がデスク上に乱雑に置かれるのを避けられます。
ケーブル口の使用が1本である点、充電まわりがスッキリまとまるということで、良い買い物だったと思いました。
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