無料でAndroidゲームをマルチデバイスでストリーミングプレイできる面白サービス登場【BlueStacks X】

BlueStacksというサービスをご存じでしょうか。2011年に登場した、AndroidゲームをPCでプレイできるようにするソフトです。

ただ(BlueStacksにとっては)残念なことに、Windows 11からはゲームを含めたAndroidアプリがWindowsでほぼネイティブで動くようになります。

BlueStacksどうするの?という話なのですが、同社は新たな「BlueStacks X」というサービスをローンチしました。

面白いサービスなのでご紹介します。

簡単に言えばゲームストリーミングサービスなのですが、XBoxやプレステと異なるのは、Androidゲームを無料でストリーミングプレイできるという点です。

つまり、(今はまだ対応していませんが)原神をスマホプレイの途中からPCで続きをプレイできるというわけです。PCへのインストールは不要です。

対応プラットフォームは、MacOS、Windows、Chromebook、Linux、スマホ、タブレットのほか、ラズパイや一部のスマートテレビについてもサポートしています。

プレイはブラウザ経由のほか、Windows向けにはネイティブアプリも用意されています。

対応タイトルは現在のところ約14タイトルですが、毎週ゲームが追加されていくとのこと。

一般にゲームストリーミングサービスの提供には強力なサーバ構築が必要で、サーバ上でゲームをレンダリングすることでローカルデバイスはディスプレイとコントローラーだけでプレイできます。その代わりに、月額料金が発生します。

一方のBlueStacks Xでは、グラフィックスレンダリングの一部をローカルデバイスに転嫁することで、BlueStacks社のサーバ負荷を軽減し、結果として無料でサービスを提供できるというわけです。

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