今回は生活家電のレビューです。
ソファやカーペットのように、洗濯機で掃除できないアイテムを簡単に洗浄できる一品。リンサークリーナーというカテゴリらしいのですが、初めて聞きました。
使ってみると、確かに半ば諦めかけていたソファのシミなんかも、簡単に掃除ができて便利でした。
UWANTのB100-Jという商品。アマゾンの↓のページで、現在税込18,588円で販売されています。
どの程度の実力なのか?使い勝手はどうか?見ていきましょう!
組み立ては簡単
見た目は完全に掃除機です。仕組みは簡単で、水をかけながらブラシでゴシゴシこすり、汚水を強力に吸い込むというもの。だから見た目が掃除機のようになるんですね。
同梱物は下記の通り。
一部不自然な日本語ながら日本語マニュアルが同梱されています。
↓をソファやカーペットに擦り付けながら掃除します。
裏側はこんな感じ。ブラシになっていて、取っ手の部分には水を噴射するボタンがついています。
本体はおにぎりのような三角形。
背面には、電源コードがあります。コードを巻き取るボタンもついています。完全に掃除機ですね。
電源コードは5mと長いです。
おにぎりの左右には2つのタンクが付いています。片側が水道水を入れる1.8lのタンクで、逆側が掃除した後の汚水が貯まる1.6lのタンク。
本体にホースを取り付け、ブラシヘッドを装着すれば完成です。迷うことはありません。
あとは、実際に使うときに、タンクの片側に水道水を入れます。最小容量から最大容量までメモリがついています。この間のところまで水道水を入れます。
実際に使ってみる
ソファの↓のシミを掃除してみましょう。
コードをコンセントに挿し、キャスター付きの本体を動かしてブラシヘッドを当てます。スイッチを入れると、爆音とともに起動します。音は完全に掃除機と同じ。
ターゲットにブラシヘッドを当て、ボタンを押すと水が噴射されます。その水がかかった部分を、ブラシでゴシゴシこすりつつ汚水を吸い取っていきます。
濡れた部分をこすってヨゴレを浮かし、それをブラシヘッドから吸引するという仕組み。
噴水する部分はヘッドの真ん中あたり。慣れないうちは噴水ボタンを押しっぱなしにしながらこすってしまうのですが、コツは途中でボタンを離してその上をこすること。そうしないと、洗浄せずに濡れるだけの部分ができてしまいます。使えばすぐに慣れます。
洗浄したあとは濡れた状態に。これを乾かします。
自然乾燥でも良いのですが、今回はすぐに効果を知りたかったのでドライヤーで乾かしました。
すると、シミが結構目立たなくなりました!
弱い洗剤を入れて使うことも、水だけで使うこともできます。
洗剤だと後処理が面倒そうだったので水だけで使いました。洗濯したあとの衣類というほどではありませんが、1分ほどこするだけで、シミはかなり目立たなくなりました。
便利ポイントと気になるポイント
使い方は簡単です。一度使えば迷うことなく使えるでしょう。
普段なかなか掃除できない布のカーペットやソファなどを綺麗にできるのは大変便利です。特に子どもや猫のいる家庭では重宝するでしょう。
使ったあと、汚水タンクに貯まった水は、おぞましい色をしていました。それを見たら、「ああ掃除されたんだな」と実感します。
一方、気になるポイントは、仕組み上仕方ないのですが、片付けや後処理が面倒なこと。ブラシヘッド内の汚水を吸い込んでくれるボタンもありますが、水洗いくらいはしたくなります。
たとえば汚水タンクの下の↓のようなスキマに貯まった汚水だとか、ブラシヘッドやホースの中の汚れも綺麗にしようとしたら、すすいだり拭き取ったりと、それなりに大変です。
サイズが大きいのも。大きめの掃除機が一台増えるくらいの覚悟が必要です。本体がハンディサイズになればベストなんですけどね。
また、音は掃除機なので、集合住宅で夜中に使うのは難しいというのと、コード収納ボタンを押してもコードを巻き取る力が弱いというのも気になりました。
以上、良かった点と悪かった点でした。
いずれにせよカーペットやソファを簡単に掃除できるというメリットは大きいので、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょう。
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