今回は、多数の廉価タブレットやノートパソコン、ミニPCをリリースしているChuwiの新型ミニPC「Chuwi LarkBox X」をレビューしていきます。
↓のような片手サイズのデスクトップPC。
現在、アマゾンの↓のページで税込55,800円で販売中。本日4/4中であれば、5,000円OFFクーポンを適用できます。
↓でレビューした初代LarkBoxは、まさに手のひらに載るルービックキューブ的サイズ感でした。
今回レビューする”X”は、ここからCPUをRyzen 7 3700Uにパワーアップして、拡張性も備えた一台に仕上がっています。
それでは、さっそく見ていきましょう!
外観とスペック
同梱物は下記の通り。本体のほか、アダプター、VESAマウントアタッチメント、マニュアル類となっています。
アダプタは64.98w。
本体は、白と黒のパンダ的カラーリング。Ryzenステッカーと合わせて、プラスチックながら上品な佇まいです。
スペックは下記の通り。
- CPU:AMD Ryzen 7 3700U(4コア8スレッド)
- GPU:AMD Radeon RX Vega 10
- RAM:8GB DDR4
- ストレージ:256GB NVMe M.2 SSD
- 拡張ストレージ:SATA SSD(2TBまで)
- サイズ:12.7×12.7×4.9cm
- 重量:397g(実測)
モニタ出力は、HDMI 2.0(4k@60Hz)、DisplayPort(4k@60Hz)、USB Type-C(4k@30Hz)の3画面対応。
前面には、USB3.0 Type-Aが2つとUSB Type-C、3.5mmイヤホンジャック。
背面には、DC-IN、有線LANが2つ、DP、HDMI、USB3.0 Type-A x2です。
側面には排気穴やポート類はありません。
上部には円形の空気穴と控えめにCHUWIロゴ。ファン音はかなり静かです。
底面には4つのネジ穴がついています。後述するように、これらのネジを外すと内部基板にアクセスでき、ストレージやRAMを換装できます。
重量は実測で397g。とても軽量です。
底面を開けてメモリ増設可能
底面を開けると、基板が出てきます。
RAMは4GBのSO-DIMM DDR4が2枚入っています。
メインストレージには、M.2 SSD 256GB。
ベンチマークスコア
ベンチマークスコアを見ておきます。
CINEBENCH R23は、マルチコアが3,846pts、シングルコアが862pts。2~3万円の廉価PCよりも倍以上の処理性能を持っています。
下記は他CPUとのランキング比較。
↓はマルチコアスコア。
FF14ベンチを回してみます。デスクトップPC(標準品質)FullHDのウィンドウモードでは、”普通”の5,473。
ノートPC(標準品質)では5,535です。快適な3Dゲームはちょっと厳しそうです。
ストレージ読み書き速度は下記の通り。
廉価PCの上位モデルという位置づけ
以上、Chuwiの2022年最新ミニPC「Chuwi LarkBox X」を見てきました。
3Dゲームや動画編集といった用途は厳しいですが、それ以外の一般的な用途では快適な動作が見込めます。
2~3万円クラスのPCよりもワンランク上の性能を持っており、ブラウジングやオフィスソフトなどの使い方では、コスパバランスに優れているでしょう。
本機は現在、アマゾンの↓のページで税込55,800円で販売中。本日4/4中であれば、5,000円OFFクーポンを適用できます。
コスパに優れたミニPCをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
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