Ryzen 7 3700U搭載ミニPC「Chuwi LarkBox X」レビュー【色々ちょうどいい】

今回は、多数の廉価タブレットやノートパソコン、ミニPCをリリースしているChuwiの新型ミニPC「Chuwi LarkBox X」をレビューしていきます。

↓のような片手サイズのデスクトップPC。

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↓でレビューした初代LarkBoxは、まさに手のひらに載るルービックキューブ的サイズ感でした。

2020/7/1追記:本プロジェクトのストレッチゴール達成により、付属アダプタがアップグレードされました。↓ 6月24...

今回レビューする”X”は、ここからCPUをRyzen 7 3700Uにパワーアップして、拡張性も備えた一台に仕上がっています。

それでは、さっそく見ていきましょう!

外観とスペック

同梱物は下記の通り。本体のほか、アダプター、VESAマウントアタッチメント、マニュアル類となっています。

アダプタは64.98w。

本体は、白と黒のパンダ的カラーリング。Ryzenステッカーと合わせて、プラスチックながら上品な佇まいです。

スペックは下記の通り。

  • CPU:AMD Ryzen 7 3700U(4コア8スレッド)
  • GPU:AMD Radeon RX Vega 10
  • RAM:8GB DDR4
  • ストレージ:256GB NVMe M.2 SSD
  • 拡張ストレージ:SATA SSD(2TBまで)
  • サイズ:12.7×12.7×4.9cm
  • 重量:397g(実測)

モニタ出力は、HDMI 2.0(4k@60Hz)、DisplayPort(4k@60Hz)、USB Type-C(4k@30Hz)の3画面対応。

前面には、USB3.0 Type-Aが2つとUSB Type-C、3.5mmイヤホンジャック。

背面には、DC-IN、有線LANが2つ、DP、HDMI、USB3.0 Type-A x2です。

側面には排気穴やポート類はありません。

上部には円形の空気穴と控えめにCHUWIロゴ。ファン音はかなり静かです。

底面には4つのネジ穴がついています。後述するように、これらのネジを外すと内部基板にアクセスでき、ストレージやRAMを換装できます。

重量は実測で397g。とても軽量です。

底面を開けてメモリ増設可能

底面を開けると、基板が出てきます。

RAMは4GBのSO-DIMM DDR4が2枚入っています。

メインストレージには、M.2 SSD 256GB。

ベンチマークスコア

ベンチマークスコアを見ておきます。

CINEBENCH R23は、マルチコアが3,846pts、シングルコアが862pts。2~3万円の廉価PCよりも倍以上の処理性能を持っています。

下記は他CPUとのランキング比較。

↓はマルチコアスコア。

FF14ベンチを回してみます。デスクトップPC(標準品質)FullHDのウィンドウモードでは、”普通”の5,473。

ノートPC(標準品質)では5,535です。快適な3Dゲームはちょっと厳しそうです。

ストレージ読み書き速度は下記の通り。

廉価PCの上位モデルという位置づけ

以上、Chuwiの2022年最新ミニPC「Chuwi LarkBox X」を見てきました。

3Dゲームや動画編集といった用途は厳しいですが、それ以外の一般的な用途では快適な動作が見込めます。

2~3万円クラスのPCよりもワンランク上の性能を持っており、ブラウジングやオフィスソフトなどの使い方では、コスパバランスに優れているでしょう。

本機は現在、アマゾンの↓のページで税込55,800円で販売中。本日4/4中であれば、5,000円OFFクーポンを適用できます。

コスパに優れたミニPCをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

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