今回は、モバイルディスプレイなどで有名なT-BaoのミニPC「T-Bao TBOOK MN59」をレビューしていきます。
AMD Ryzen 9 5900HX/32GB RAM/1TB SSDとパワフルなPCです。”ミニPC”とはいえ、大きめのお弁当箱くらいの大きさがあります。
本機は、通常97,936円で販売されていますが、Banggoodのこちらのページでクーポンコード「BGJP59TK」を適用すれば、92,878円で購入できます。
それでは、さっそく見ていきましょうー。
外観とスペック
まず同梱物ですが、↓のように本体のほか、アダプタ、アンテナ、SATAケーブル、変換プラグ、ユーザーマニュアルです。アンテナがどんなものかは後述。
マニュアルは日本語にも対応。
アダプタは100W(19.5V/5.21A)です。
本体はフルメタル製で重厚感があります。
スペックは下記の通り。
- CPU:AMD Ryzen 9 5900HX(8コア16スレッド)
- GPU:AMD Radeon Graphics Vega 8
- RAM:32GB DDR4
- ストレージ:1TB M.2 NVMe SSD
- 拡張ストレージ:2.5インチSATA SSD(最大2TB)
- OS:Windows 10 Home(Windows 11アップグレード対応)
- サイズ:19.8×19.8×4.8cm
- 重量:1.16kg(実測)
付属のアンテナは、↓のように背面にネジどめします。
2本ついており、↓のように立てて使います。ただ、このアンテナがなくても、特に通信に不自由はしませんでした。
前面には、電源ボタンのほかにUSB2.0 Type-Aが2つ。
背面には、USB2.0 Type-A x2、USB3.0 Type-A x2、HDMI、DP、USB-C、有線LAN、マイク、イヤホンジャック、DC-INです。
側面には広めに取られた排気穴。
上部にも穴が空いています。負荷がかかった時などは、それなりの音を立ててファンが回ります。
底面にも空気穴がついていますよ。
重量は実測で約1.159kg。
増設は簡単
メモリの増設は簡単です。背面にある2つのネジを、プラスドライバーで外すだけ。
すると、上蓋が開き、中身がお目見えします。
空間が広いので配置は分かりやすくなっています。ミニPCにしてはかなり大きめのファンを内蔵。
1TBのM.2 SSDがついています。もちろん換装可能。
RAMは16GBのDDR4-3200が2枚ついています。
ほか、付属のSATAケーブルを使って、ストレージを増設できます。
SATAは2口あります。
ベンチマークスコア
ベンチマークスコアを見ておきましょう。
CINEBENCH R23は、マルチコアが11,541pts、シングルコアが1,474ptsです。
シングルコア、マルチコアそれぞれの他CPUとの比較は下記の通り。
↓はマルチコア。
FF14ベンチマークを回してみます。
FullHD・標準品質(デスクトップPC)・ウィンドウモードでは、”快適”の10,310です。余裕でプレイ可能。
同条件でノートPC設定にしたら、10,324です。
独立型GPUはありませんが、「高品質」(デスクトップPC)にしてみました。それでも”やや快適”の7,157pts出ました。
ストレージ読み書きは↓の通り。
パワフルなミニPCをお探しの方に
以上、T-BaoのTBOOK MN59をレビューしてきました。
業務用のような無骨なデザイン、ゲームや動画編集にも耐えられるパワフルな性能、別立てアンテナなど、他とは一線を画すハイパフォーマンスなミニPCでした。
巨大なデスクトップを使いたくはないが、動画編集なども行いたいというような方には良いでしょう。
パワフルなミニPCをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
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