SIM対応の高解像度1万円台8インチ片手タブ「ユアユーT30」レビュー!【UAUUと書いて“ユアユー”】

今回は、UAUU(ユアユー)という聞き慣れないメーカーの8インチAndroidタブレットを購入したのでレビューします。

大半の廉価Androidタブレットは10インチサイズ。「UAUU(ユアユー)T30」はその中でも珍しい、iPad miniや昔のNexusに似た8インチサイズです。

8インチのAndroidタブレットはたまにあっても、大半は解像度が1280×800。FullHDないしそれ以上の高解像度のものはほとんどありません。そんな中、本機は1920×1200とFullHD+です。

↓のように片手でホールドできるワクワクサイズ。さらにデュアルSIMやGPSにも対応しています。

価格は、アマゾンの↓のページで税込18,999円。現在3,000円OFFの15,999円で購入可能です。

ただし念のための注意点ですが、8インチクラスの小型タブレットを快適に使いたいのであればiPad mini一択です。現在、地球上にある小型Androidタブレットで、iPad mini以上に快適に動く機種は存在しません。

価格は倍以上しますが、iPad miniはハイエンド機と同じチップセットを搭載しており、パフォーマンスだけでなくディスプレイ表示品質やサウンドのクオリティも、廉価Androidタブレットとは天と地ほどの差があり比べものにならないほど快適です。電子書籍、ブラウジング、ゲーム、ペン操作など、何をやらせても快適です。

ただ、それでも片手で使えるAndroidタブレットがほしい!というニッチなディマンドを持った私のような人間は、今回レビューするUAUUのような謎タブレットを幾度となく購入するという試練を甘受する必要があります。

UAUU(ユアユー)T30の実力やいかに。

見ていきましょう。

外観とスペック

同梱物は、タブレット本体とUSBチャージャー、充電用USB Type-A to Cケーブル、SIMスロット用ピン、マニュアルです。

チャージャーは10w出力。PSEマークもちゃんとついています。

マニュアルは日本語です。ただ、特に読む必要のある内容は書いてありません。

ディスプレイにははじめから保護フィルムが貼られています。ただ、少し表示のクリア感が損なわれるため、私はすぐに剥がしました。

本体のスペックは、SoCにUNISOCのオクタコアSC9863A。これはCortex-A55コアで、2年前くらいまではコスパ高かったのですが、現在では一般的な廉価Androidの中でも低速な部類です。4コアよりはマシとはいえ、快適な動作は期待できません。

ほか、OSはAndroid 12、RAMは3GB、ストレージは64GB eMMC、ディスプレイは1920×1200ピクセル。バッテリー容量は5,000mAhです。

デュアルnano SIM対応で、バンド帯はGSM B2/B3/B5/B8、WCDMA:B1 B2 B5 B8、FDD:B1 B3 B8 B18 B19 B26 B28full B40 B41。microSDカードスロットとの排他方式。

センサは加速度と近接。ジャイロは非搭載。

widevineはL3なので、NetflixやアマゾンPrime Videoの高画質再生はできません。YouTubeは可です。

背面はマット素材。

技適もプリントされています。「ユアユー」とカタカナでプリントしてあったり、技適を取得していたり、マニュアルが日本語だったりといったことからも分かるとおり、中華タブレットの中でも日本市場向けに作られたモデルです。プリインアプリも、LINEやNetflixなど中華タブレットとしては珍しいチョイス。

側面には電源・音量ボタン。↓

上部には、3.5mmイヤホンジャックとUSB Type-Cポート、microSD/SIMカードスロットです。

付属ピンで開くと、よくある排他方式(nano SIM x2もしくはnano SIM + microSD)のスロットが出てきます。

底面にはシングルスピーカー。↓

本体は片手でホールドできるサイズ感。もっと増えて欲しいサイズ感です。

重量は実測で372g。iPad miniの第6世代は300gを切っていますので、それよりも重くなっています。が、一般的な10インチタブレットよりはもちろんだいぶ軽量です。

ベンチマークスコア

Geekbench 5のスコアを見ておきましょう。

↓のようにシングルコアが148、マルチコアが750です。

これがどれくらいのスコアかといいますと、2~3万円クラスの廉価Androidタブレットによく採用されるチップセットのうち、比較的マシな性能のものがHelio G85やUNISOC T618ですが、これらはシングルコアが300~400、マルチコアが1,200~1,300くらいなので、ちょうどその半分くらいの性能です。

Helio G85やUNISOC T618は、たとえば↓のようなタブレットに採用されています。

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また、シャオミのRedmi PadはHelio G99を搭載していて、これだとシングル500~600、マルチ1700~1800になります。ちなみにRedmi Padは4スピーカーでDolby AtmosでwidevineもL1なので、さすがは中華コスパモンスターです。

続いてT30のストレージ読み書き速度ですが、eMMCということで↓のようにシーケンシャル読み書きいずれも100MB/sを割っています。

ストレージも低速なので、チップセットの性能とあわせて体感スピードはモッサリ感が出るでしょう。

というわけで続いては実際の使い勝手を見ていきます。

実際の使い勝手

まずはブラウジングですが、画面が見づらいということはないものの、長いページを高速スクロールすると画像の読み込みが追いつかず、しばらく白画面になります。ミッドレンジ以上のスマホのようなサクサクキビキビとしたブラウジングにはならず、少しの辛抱が必要です。

続いては、FullHD+が活きてきそうな動画視聴です。表示は1280×800機よりもクリアです。発色もそれほど悪くはありません。ただ、モノラルスピーカーの音質は悪いです。典型的なチープなスピーカー音質。イヤホンを使うのが良いでしょう。

荒野行動のAIRであれば、比較的動いてくれます。ただ、基本的に3Dゲームをプレイする性能ではありませんので、ゲーム用に買うのはやめましょう。もちろん、モンストくらいなら問題ありません。

低速低性能だがコンパクト高解像度タブが欲しいなら

以上見てきたように、本機はパフォーマンスは低いです。快適な操作を期待できる性能ではありません。

ただ、8インチサイズでFullHD+はAndroidタブレットとしては大変希少種となっているため、とにかくコンパクトで高解像度で安ければ良いというニーズには合うでしょう。

また、SIMによるモバイルデータ通信やGPSにも対応しているため、期待するユースケースによっては悪くない選択肢になるでしょう。

以上の内容を踏まえたうえで、ご自身のニーズに合うかどうかです。ご参考まで。

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コメント

  1. hide より:

    私も購入しました。LTE対応で高解像度の8インチタブがどうしても欲しかったので。性能は値段相応のそれなりですが、今のところそこそこ満足です。
    個人的に8インチタブが大好きなんですが、なんでiPadminiに対抗出来るようなandroidタブレットをどこも出さないんでしょうねえ。「LTE」「高解像度」「8インチ」の3つが揃った機種がほぼ皆無ってのは何なんでしょうか。
    高性能の奴を出してくれたら、少々高くても買うんですが。。。

  2. 清野裕司 より:

    ガジェット大好きなので色々な情報を教えて下さい。