昨今、携帯型のゲーム機が空前の勢いで増加しています。
大きくは4種類あり、一つがSteam Deck、二つ目がWindows搭載機、三つ目はエミュレータープレイ機、四つ目がクラウドゲーミング機です。
Steamを運営するアメリカのValveが放つSteam Deckはおなじみ、このジャンルの帝王です。快適さ、10万円切りのコスパ等あらゆる観点で覇権のポジション。数多のレビューにある通り、PCゲームを持ち運んでプレイするなら明らかにナンバーワンです。
二つ目は、いくつかの中国メーカーが出しているポータブルなWindowsマシン。One-NetbookやGPD WIN 4などが有名です。価格は10万円台半ば~20万円台前半と一番高くなりますが、Windowsマシンとしてはハイパフォーマンス。
三つ目のエミュレータープレイ機は、AnbernicやPowkiddyといった中国メーカーが有名です。昨今はAndroid搭載機も増えており、Androidゲームもプレイできます。
そして四つ目のクラウドゲーミング機ですが、これは欧米系の大手メーカーが商品を投入し始めています。Xbox Game PassやGeForce Nowなどのクラウドゲーミングをプレイすることを想定した端末。
↓でお伝えしたロジクールやRazerなどがこのジャンルの商品を出し始めています。
今回、四つ目のジャンルに、新たなプレーヤーが登場しました。
それが↓のAbxyluteです。強みは、200ドル~(予定)という価格の安さ。まもなくクラウドファンディングを開始予定です。
本機はAndroidを搭載しています。そのためAndroidゲームやエミュレーターもプレイできますが、搭載されているチップはMediaTek MT8365(Cortex-A53 x4)なので性能は高くはありません。競合のLogitech G CloudはSnapdragon 720Gですし、Razer EdgeはSnapdragon G3x Gen1です。
ただ、クラウドゲーミングは実際のゲーム処理はサーバ側で行うため、クライアント側にそこまでの高性能は要求しない点が特徴。そこをうまく利用して、価格を抑えているというわけです。
ほかスペックは7インチ(1920×1080)ディスプレイ、60Hzリフレッシュレート、4GB RAM、64GBストレージ、microSDカードスロットといったところ。
価格はクラファンの早期割で200ドル、その後は249ドルとなっていて安価です。
外観は↓のように一般的なポータブルゲーミング機のもの。
背面は↓の通り。
ホワイトも用意されています。↓
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