今回はモンスターにおいでいただきました。
ゲーミングの雄であるASUSの2画面搭載ゲーミングノートパソコン「ASUS ROG Zephyrus Duo GX650PY」をお借りしたのでレビューします。3月13日に発売された機種です。
こちら、16コア32スレッドのAMD Ryzen 9 7945HXとNVIDIA GeForce RTX 4090 Laptop GPUを搭載した超ハイスペックなゲーミングノートパソコン。しかも↓のようにキーボード側に横長のサブディスプレイがついています。これがまた使いやすい。
ASUS公式ストアのこちらのページや↓のアマゾンで販売されています。お値段もモンスター級の65万9,000円です。
この極上パフォーマンスとゲーム体験を得られると考えると、最高のゲーミングノートPC環境をそろえたい方にとっては、その価格も高くはないでしょう。
それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
本体を開くと、↓のように通常の16インチTFTディスプレイのほかに、キーボード上部に14インチワイドなTFTが出てきます。
まずはスペックから。
CPUは16コア32スレッドのAMD Ryzen 9 7945HX、GPUにNVIDIA GeForce RTX 4090 Laptop、32GB DDR5-4800 RAM(最大64GB)、2TB PCIe4.0x4 SSD。
ディスプレイはメインが16インチ(2560×1600)mini LEDで240Hz、サブが14インチ(3840×1100)で60Hzです。
2wの6スピーカー、207万画素webカメラ、90Whバッテリー、公称最大4.5時間駆動、本体サイズ355×265.9x30mm、OSはWindows 11 Homeです。
Ryzen 9 6900HX/RTX 3070Ti搭載だった2022年モデルから大幅にパワーアップしています。(その他2022年モデルからの進化点ですが、webカメラが92万画素から207万画素に、バッテリー容量が62Whから90Whにパワーアップしています)
付属のACアダプタは↓の通り。ROGデザインの刻印があります。
出力は330wと大容量。
サブディスプレイは、メインディスプレイの開閉に合わせて少しスライドするようにして傾斜がつきます。↓
右側面にはUSB3.2 Gen2 Type-Cポートが1つ。
左側面には、↓のようにUSB3.2 Gen2 Type-C、USB3.2 Gen2 Type-A、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック、DC-IN。
背面には有線LAN、USB3.2 Gen2 Type-A、HDMIとなっています。
天板は↓の通り。ゲーミングPCらしいカラーリング。
底面は↓の通り。RAM換装が可能なので開けるはずですが、借り物なので開きませんでした。
重量は実測で2.6kg。持ち運び用ではありません。
使いやすい入力インターフェース
入力部は、↓のように一般的な日本語キーボード配列に、テンキーは無くその部分にタッチパッドがあるという変わった配置です。ROGロゴの部分はガラスになっていて、内部基板が少し見えて非常にかっこいいです。
もちろんゲーミングノートなので、カスタム可能なRGBライティング対応。タッチパッド感度は指に吸い付くようで良好、キーボードのストロークや打鍵感は、ZenBookのような柔らかくしっかり打鍵感です。
右上には電源ボタンのほか、ROGボタンとサブディスプレイボタンがついています。
ROGボタンを押すと、↓のように駆動周波数やメモリ利用、CPU駆動状況などが表示されるパネルが起動します。
サブディスプレイボタンを押すと、↓のようにセカンドスクリーンのON/OFFをワンプッシュで切り替えられます。
とても機能的なセカンドスクリーン
セカンドスクリーン、実際に使ってみて非常に便利です。
まず、メインディスプレイからウィンドウをドラッグしてくれば、普通にサブディスプレイとして使えます。
また、常時表示されている左パネルからは、各種設定やショートカットが格納されているランチャーが開けます。
ウィンドウ配置についても、メインディスプレイ上でウィンドウをドラッグすれば、一般的なWindows 11機能として↓のような配置に設定できますし
サブディスプレイの方は、さらに左右や左真ん中右の3列配置なども可能です。
もちろん、通常スクリーン通りの4分割や2分割の配置も可能です。
表示はクリアで視認性高く、ゲームだけでなく動画編集やドキュメント作成でも、参考資料の表示などで便利に使えます。
ベンチマークスコア
ベンチマークスコアを見ておきましょう。
まずFF14ベンチですが、「標準品質」(ノートPC)FullHD設定で、”非常に快適”の31,348です。
「最高品質」にしても28,535ですので、最高品質でのプレイも余裕で可能です。当然ですが。
CINEBENCH R23は驚くべきスピードで終わります。
シングルコアスコアが1,935pts、マルチコアが32,369ptsです。
他CPU比較は↓の通り。
ストレージもPCIe4.0x4搭載なので、むちゃくちゃ高速です。↓
極上クラスのゲーミングノートPCを求める方に
以上、ASUSの2画面搭載ゲーミングノートパソコン「ASUS ROG Zephyrus Duo GX650PY」を見てきました。
極上パフォーマンスはもちろんのこと、Dolby Atmos対応6スピーカーやDolby Vision対応Mini LEDディスプレイでゲーム再生環境としても、またサブディスプレイを活用したプロダクティビティの高さも、すべてにおいて最上級の使い心地です。
USB-C給電にも対応していて、ファン音も一般的なゲーミングノートと比べてうるさいこともなく、60蔓延を超える価格に見合った製品に仕上がっています。
極上パフォーマンスのゲーミングノートパソコンをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
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