GPDから、外付けポータブルeGPU「GPD G1」のクラウドファンディグがまもなく開始します。
先日、↓のGPD WIN Max 2 2023のクラウドファンディグでオプションとして提供されていたものですが、「GPD G1」単体でのプロジェクトが開始します。
Radeon RX 7600 XT搭載で、↓のようにコンパクトさを訴求しています。
GPDなので、GPD WIN 4やGPD WIN Max 2などのポータブルゲーミングPCと接続することを念頭に設計されています。統合型GPUになってしまうこれら小型機に、ゲーミングノートPC級のGPU性能をもたらしてくれる周辺機器です。
最大40GbpsのUSB4.0もしくはThunderboltポート、あるいは最大63GbpsのOculinkで接続します。
価格はまだ公表されていません(700ドルほどの予定ということで、10万円は切りそうです)が、スペックは明らかになっています。
32のRDNA 3ユニット、ベース1.5GHz/ゲームクロック2.3GHz/ブーストクロック2.615GHz駆動、8GB GDDR6メモリ、32MB AMD Infinity Cache、FP16(half)で42.84TFlops、FP32(float)で21.42TFlops、FP64(double)で669.4GFlopsとなっています。
TGPは75~120wでファン内蔵。電源は240wのGaN電源。接続したPCに最大60wの電力供給も可能。
サイズは↓のように225x111x29.8mmで、公称重量は0.92kgと1kg切り。
ポート類は、↓のようにOculink(SFF-8612)、USB4.0 Type-C、USB3.2 Type-A x3、SDカードスロット、HDMI2.1 x1、DP1.4a x2です。
↓のように本体と接続し、よりGPUパワーが必要な作業やゲームを実行するために使います。GPUということで映像出力ポートがついていますので、本機からディスプレイにケーブルをつなげます。
OculinkとUSB4.0は別のPCIeチャネルを使用するということで同時接続で最高のパフォーマンスを得られるとのこと。
コンパクトさの弊害かもしれませんが、他のeGPUのようにGPUを換装することはできません。
GPD WIN 4と合わせたサイズ感は↓の通り。
GPD WIN Max 2と並べると↓のようになります。
1kg切りで持ち運びも可能なeGPU。ポータブルゲーミングPCユーザーはチェックしてみては。
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