結構イイ!widevine L1でHelio G99の高解像度3万円台タブレビュー!【DOOGEE T30 Pro】

今回は、多数の廉価タブレットやスマホをリリースしているDOOGEEの新型Android 13タブレット「DOOGEE T30 Pro」をレビューします。

コチラ、Helio G99でwidevine L1、11インチ2.5k解像度、デュアルnano SIM対応と、廉価機の中ではスペック高い一台。

特に動画や電子書籍、ゲームなどのコンテンツ消費に最適な一台となっています。

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それでは、見ていきましょう!

外観とスペック

まずは同梱物一覧から。本機ははじめからスタンドカバーが付属するほか、USBチャージャー、ケーブル、SIMピン、マニュアルとなっています。チャージャーは海外プラグですが、一般的なUSB-Cチャージャーから充電できます。

マニュアルは日本語対応。↓

本体は11インチと大きめスクリーンながら、ベゼルが狭めなので↓のようにギリ片手で持てます。

スペックですが、6nmでSnapdragon 695 5G同等スコアのHelio G99(Cortex-A76 x2とA55 x6のオクタコア)、ARM Mali-G57 MC2 GPU、11インチ(2560×1600)IPSディスプレイ、8GB LPDDR4x RAM、256GB UFS2.2ストレージ、8,580mAhバッテリーとなっています。

カメラはリア20MP+2MP、フロント8MPで、OSはAndroid 13。

ほか、GPSやデュアルnano SIM、最大2TBのmicroSDにも対応しています。

対応バンド帯は、GSM:B2/3/5/8、WCDMA:B1/2/4/5/8、FDD:1/3/5/7/8/20、TDD:B34 / 38/39/40/41、FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/25/26/28A/28B/66。

コンテンツセキュリティレベルであるwidevineはL1対応で、Netflixを除く有料サブスク動画の高画質再生に対応します。

背面には、大型のカメラバンプとDOOGEEロゴ、Hi-Res AUDIOロゴです。↓

薄型の筐体はかなり高級感あります。

メタルですが表面処理の違うツートーンになっていて、↓の手前側は滑りにくく摩擦係数の大きな加工。手触り良好です。

横向きにして向かって左側面には2スピーカー↓

右側面にも↓のように2スピーカーとUSB Type-C、nano SIM/microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック。

底面にはポゴピン。↓

上部にはマイクと電源・音量ボタンです。↓

重量は実測で542g。11インチタブレットとしては普通くらいです。

本機は純正カバーが付属します。タブレットは合うカバーが無いことも多いので、嬉しいです。

↓のように一般的なフリップ式。

↓のように背面スタンドとしても利用できます。

もちろん純正品なので、寸法やカメラ・ボタン穴はピッタリです。↓

ベンチマークスコア

まずはGeekbench 6のスコアを見ておきます。

↓のようにシングルコア694、マルチコア1727です。

GPUスコアは1286。

↓にここ最近計測した端末ごとのスコアを載せておきます。Snapdragon 695 5Gと同じくらいなので、3万円台はコスパ高いといえるでしょう。

  • UNISOC T606(Alldocube iPlay50 mini):379/1372
  • UNISOC T616(Headwolf FPad3):453/1545
  • Helio G99(DOOGEE T30 Pro):694/1727
  • Snapdragon 695 5G(dtab Compact d-52C):882/1966
  • Dimensity 7050(Lenovo Tab P12):954/2353
  • Snapdragon 870(Xiaomi Pad 6):1304/3289
  • Snapdragon 870(Lenovo Legion Y700):1306/3507
  • Google Tensor G2(Pixel 7 Pro):1341/3044
  • Snapdragon 8+ Gen 1(Zenfone 9):1809/4559
  • Snapdragon 8 Gen 2(Xperia 1 V):2023/5235
  • iPad mini 6(A15 Bionic):2067/4894

GPUスコアは下記の通り。

  • UNISOC T606(Alldocube iPlay50 mini):448
  • UNISOC T616(Headwolf FPad3):506
  • Helio G99(BDOOGEE T30 Pro):1286
  • Snapdragon 695 5G(dtab Compact d-52C):1346
  • Dimensity 7050(Lenovo Tab P12):2335
  • Snapdragon 870(Xiaomi Pad 6):3274
  • Snapdragon 870(Lenovo Legion Y700):3365
  • Google Tensor G2(Pixel 7 Pro):4464
  • Snapdragon 8+ Gen 1(Zenfone 9):6136
  • Snapdragon 8 Gen 2(Xperia 1 V):7138
  • iPad mini 6(A15 Bionic):19373

おなじみ原神ですが、画質「最低」がデフォルトで、その場合のデバイス負荷は「スムーズ」。画質「低」や「中」でも動きます。

ストレージ読み書き速度は↓の通り。UFS2.2なので、eMMCストレージより高速です。

使い勝手

さて、実際の使い勝手です。

本機はAndroid 13搭載ということで、タブレット利用でのUIに最適化されています。

デイリーガジェットを縦向き表示しても、デフォルトで↓のように2ペインになりますし、

横向き表示にすると、↓のようにPC同様の表示にできます。

YouTubeの16:9動画を再生すると、↓のように上下に黒帯が入ります。高画質再生もスムーズです。

設定画面は↓のように、こちらも2ペインになっています。

横向き表示をすると↓の通り。

11インチと画面が広いので、↓のように分割表示も便利。

左右の比率は調整が可能です。↓

動画視聴、ゲーム、ウェブ閲覧など、いずれもストレスなくスムーズにコンテンツ消費をたのしむことができます。

ハイレゾ対応で4スピーカー搭載のサウンドも良好です。

タブレットでカメラに期待する人は多くないかもしれませんが、カメラ画質もそこまで悪くありません。

低照度環境でも、↓のように潰れなく綺麗に映ります。

↓は参考までにPixel 7 Proで撮影したもの。

コンテンツ消費に最適な一台

以上、DOOGEEの新型Android 13タブレット「DOOGEE T30 Pro」をレビューしてきました。

Helio G99搭載で11インチ2.5kと高解像度、ハイレゾ対応4スピーカー搭載サウンド、高級感ある背面パネルなど、廉価タブレットとしては良く出来た一台です。

widevine L1ということもあり、まさにゲームや動画、ウェブなどのコンテンツを消費するのには最適な一台でした。

というわけで、コンテンツ消費用の高コスパ廉価タブレットをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!

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