M1やM2といったApple Silicon搭載MacでLinuxを稼働させられるソフトウェアの開発を続けているAsahi Linux。
このAsahi LinuxとFedoraの協業プロジェクトの成果として今回、Apple Siliconマシンで稼働するFedoraベースの新たなOS「Fedora Linux Remix」が公開されました。
最新のFedora Linux 39をベースにしており、M1/M2チップ搭載のMacBook、Mac Mini、Mac Studio、iMacでFedoraが稼働します。
当初8月末リリース予定だったものが遅れて今回のリリースとなりました。
デフォルトでKDE Plasmaを備え、GNOMEも選択可能。いずれもディスプレイサーバプロトコルとしてXWaylandを使用するため、X11アプリが利用できます。
Asahi LinuxはOpenGL ES 3.1準拠ドライバのためにアップルのGPUアーキテクチャをリバースエンジニアリングしたとのことで、ハードウェアアクセラレートグラフィックスのサポート、OpenGL 3.3の非準拠サポートも含まれます。
ただ、ThunderboltやUSB4.0の固有機能やTouchID、内蔵マイク、USB-Cディスプレイ、iMacのスピーカーなどはサポートされていません。
Fedora Asahi Remixのウェブサイトはこちら。
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