スナドラ8 Gen3で10万円!グローバル版ROG PHONE 8レビュー!【軽量コンパクトで使いやすく爆速】

今回は、先日発表になったASUSの新型ゲーミングスマートフォン「ASUS ROG PHONE 8」をご提供いただいたのでレビューします。

Snapdragon 8 Gen 3を搭載した最新最強スペックであるだけでなく、本体が小型・軽量化し、6軸ジンバル付きのカメラなど普段使い用としても使いやすく進化した一台。

現在、AliExpressのASUS公式ストアのこちらのページで、12GB/256GB版が107,850円、16GB/256GB版が120,192円、Pro版として16GB/512GB版が140,251円、24GB/1TB版が243,625円で販売中。

さらにクーポンコード「30ROG8」を適用すれば4,520円OFFになり、また自動割引も付きますので、12GB/256GB版は102,878円で購入できるという、ゲーミングスマホとしても最新スナドラ8 Gen3機としても格安です。(発売セール1/27まで)

2,500ニトで165Hzのディスプレイは驚くほど美しく、↓のように原神を最高画質でプレイしても快適そのものです。

背面には↓のようにRGBライティングが施されており、鏡面とマットのツートーンデザインも上品で美しいです。

それでは、見ていきましょう!

レビュー動画は↓です。

スナドラ8 Gen3で10万円!グローバル版ROG PHONE 8レビュー!【軽量コンパクトで使いやすく爆速】

外観とスペック

同梱物は下記の通り。本体のほか、純正ケースと65w USB-Cチャージャー、USB Type-C to Cケーブル、SIMピンが入っています。

ROGデザインに合わせたケースは、よくある透明ケースながらデザイン性高く本体とよくマッチし、本体の上質なデザインを損ないません。

スペックを見ておきましょう。

  • SoC:Snapdragon 8 Gen 3
  • メモリ:12GB/256GB、16GB/512GB、(Pro)16GB/512GB、24GB/1TB
  • メモリ種類:LPDDR5x、UFS4.0
  • OS:Android 14
  • ディスプレイ:6.78インチ(2400×1080)LPTO 有機EL
  • リフレッシュレート:165Hz
  • バッテリー容量:5,500mAh
  • 充電:有線65w、ワイヤレス15w
  • カメラ:リア50MPメイン+13MP広角+5MPマクロ(Pro版は32MP)、フロント32MP
  • 通信:Wi-Fi7、Bluetooth 5.3
  • サイズ:163.8×76.8×8.9mm
  • 重量:225g
  • バンド帯:
    • 5G SA:n3/5、5G NSA:n1/8/28/41/77/78/79、
    • 4G FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28a、
    • 4G TDD-LTE:B34/38/39/40/41/42/48,
    • WCDMA:850/900/1700/1800/1900/2100MHz、
    • CDMA:BC0 800MHz
  • widevine:L1
  • センサ:重力、光、近接、ジャイロ、磁気
  • 生体認証:画面内指紋、顔認証
  • その他:デュアルSIM、IP68防水

最新のスナドラ8 Gen3搭載であるだけでなく、UFS4.0ストレージや165Hzリフレッシュレートの有機ELディスプレイなど、現行最強クラスの構成となっています。ゲーミングスマホですからね。

この構成で10万円というのが衝撃です。

本体前面は↓の通り。本体がコンパクト化したことが大きな進化の一つですが、ベゼル削りによって実現しています。フロントは32MPのパンチホールカメラ。

また、使い始めてすぐに感じるのがディスプレイ表示品質の素晴らしさです。とにかく高精細で、明るいです。クッキリしてこれ以上ないほど見やすいディスプレイ。

背面は↓の通り。鏡面とマットのツートーンで、ROGロゴ形状のRGBライティングエフェクトがついています。

側面にはUSB Type-Cポート。

底面にももう一つのUSB Type-Cと、デュアルSIMスロット、スピーカー穴、3.5mmイヤホンジャックも。

付属のSIMピンで開くと、↓の通り。

上部には何も付いていません。

側面には電源・音量ボタンと、ショルダータッチボタンがついています。

ショルダーボタンを使えば、横向きゲーム時に左右人差し指でショルダー部の操作パネルになります。

重量は226g。Galaxy S23 Ultraなど、ハイエンドスマホと同じくらいの重量で、ゲーミングスマホながら普段使いのスマートフォンとしても使いやすい重量にまで押さえ込んでいます。素晴らしい!

本体がコンパクト!Xperia 1 Vとの比較

持っていると軽量コンパクトさが印象的な本機。

より分かりやすくするため、Xperia 1 Vと比較してみます。

まずフットプリントは↓のようにXperia 1 Vよりも少し幅広ながら縦向きはほぼ同じです。

厚みについてもほぼ同じ。↓

Xperia 1 Vはかなり軽量なフラッグシップ機なので、これと比べると少し重量はあるものの十分許容範囲内で、ゲーミングスマホならではの重量級ドデカボディといった印象はありません。

持ちやすいサイズ感、これはゲーミングスマホとしてはかなりのアドバンテージとなっています。

実際の使い勝手

初期設定時、ROGシリーズおなじみのSF風シューティングゲームが始まります。

本機のディスプレイやサウンドクオリティを最大限引き出した演出で、これによって「ゲーミングスマホを買ったのだ」という気分を盛り上げてくれます。

また、ショルダーパネルを始め、基本的な使い方も分かるようになっています。

適当に敵キャラを撃っていきます。SKIPをタップすれば飛ばすこともできます。

初回起動時だけの演出なので、せっかくなので楽しみましょう。

初期画面は↓の通り。

プリインアプリは↓。Google系の基本アプリのほか、FacebookやInstagram、ROGシリーズおなじみのプラットフォームアプリであるArmoury Crateなどが入っています。

Armoury Crateでは、インストールしているゲームごとに細かく設定ができるほか、CPUの駆動周波数や本体温度、使用メモリなのが確認できます。(小窓表示もできます)

また、背面RGBライティングについても、本アプリ上で設定ができます。↓のようにどのようなタイミングで光らせるかや、

↓のように色やエフェクト、明るさなど細かく設定できます。

ゲームプレイ中、左上からスワイプするといつでもGAME GENIEが表示できます。ここから、パフォーマンスを優先するX-MODEやバッテリー駆動時間優先モードなどの基本設定を変えたり、リフレッシュレートやプレイ中の着信拒否などのON/OFFができます。

本機は2カ所にUSB Type-Cポートがついています。これはゲーム中に充電をしながらコントローラーやらファンやらを使うためですが、↓のように2カ所同時に充電することもできます。

ただしサイドのコネクタがマスターで、基本的には2ポート利用時の充電はサイドで行う想定での作りです。ただ、通常スマホ利用時、一般的なスマホ同様に底面ポートを使った場合も、最大電力での給電が可能です。

原神は最高画質で余裕でプレイできます。本体もそれほど発熱を感じず、ゲーミングスマホの面目躍如です。

鬼パフォーマンスなので、ブラウジングなどはもちろん問題ありません。超速で動きもヌルサクを極めています。

動画についても、動きはもちろんのこと、画面表示の美しさやサウンドの重厚感など、一般的なスマートフォンとはひと味違う動画視聴体験ができます。

ベンチマークスコア

ベンチマークスコアを見ておきましょう。

Geekbench 6のスコアは、シングルコアが2280、マルチコアが7252。

GPUスコアは驚きの14486です。

参考までに、最近レビューした機種のシングルコア・マルチコアスコアは↓の通り。

  • UNISOC T606(Alldocube iPlay50 mini):379/1372
  • Snapdragon 680(Redmi Pad SE):419/1453
  • UNISOC T616(Headwolf FPad3):453/1545
  • Helio G99(Alldocube iPlay50 mini Pro):708/1867
  • Helio G99(Blackview A200 Pro):732/2049
  • Helio G99-Ultra(POCO M6 Pro):733/1977
  • Snapdragon 695 5G(dtab Compact d-52C):882/1966
  • Dimensity 7050(Lenovo Tab P12):954/2353
  • Dimensity 8020(Blackview BL9000):1111/3140
  • Snapdragon 870(Xiaomi Pad 6):1304/3289
  • Snapdragon 870(Lenovo Legion Y700):1306/3507
  • Google Tensor G2(Pixel 7 Pro):1341/3044
  • Apple A12 Biocnic(iPad mini5):1343/2973
  • Snapdragon 8+ Gen 1(Zenfone 9):1809/4559
  • Snapdragon 8 Gen 2(Xperia 1 V):2023/5235
  • Apple A15 Bionic(iPad mini6):2067/4894
  • Snapdragon 8 Gen 3(ROG PHONE 8):2280/7252

GPUスコアは下記の通り。

  • Snapdragon 680(Redmi Pad SE):346
  • UNISOC T606(Alldocube iPlay50 mini):448
  • UNISOC T616(Headwolf FPad3):506
  • Helio G99(Alldocube iPlay50 mini Pro):1272
  • Helio G99(Blackview A200 Pro):1305
  • Helio G99-Ultra(POCO M6 Pro):1305
  • Snapdragon 695 5G(dtab Compact d-52C):1346
  • Dimensity 7050(Lenovo Tab P12):2335
  • Snapdragon 870(Xiaomi Pad 6):3274
  • Snapdragon 870(Lenovo Legion Y700):3365
  • Dimensity 8020(Blackview BL9000):4328
  • Google Tensor G2(Pixel 7 Pro):4464
  • Snapdragon 8+ Gen 1(Zenfone 9):6136
  • Snapdragon 8 Gen 2(Xperia 1 V):7138
  • Apple A12 Bionic(iPad mini5):8,863
  • Snapdragon 8 Gen 3(ROG PHONE 8):14486
  • Apple A15 Bionic(iPad mini6):19373

UFS4.0のストレージは読み書き速度も高速です。シーケンシャルリード・ライトいずれも1GB/sないしそれ以上のスピードが出ています。

この性能が10万円は衝撃

以上、ASUSの新型ゲーミングスマートフォン「ASUS ROG PHONE 8」を見てきました。

↓でレビューした前モデルから引き続き、非常に高いパフォーマンスを持っているのはもちろんのこと、ディスプレイやサウンドのクオリティなどの基本性能は言うことなしです。

今回は、ASUSから先月発売になった新型ゲーミングスマートフォン「ASUS ROG Phone 7 Ultimate」をお借りしたのでレビュ...

また、何度か書いたとおり本世代からは本体がコンパクト化・軽量化し、またカメラ性能も強化されたことで、より普段使いのスマホとしての使い勝手が向上しています。

最新スナドラ800系を搭載したフラッグシップ機は、サムスンやソニーであれば20万円を超えますので、それと比べるとグローバル版の発売セール価格10万円は衝撃のコスパとなっています。

非常にオススメですので、最高性能のスマホをゲットしたい方は、ぜひチェックしてみてください!

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