KittenBot社のMeowbitは、ハンドヘルドの極小ゲーミングコンソールです。
KittenBot社は、正式名称は「Shenzhen Kitten Tech Co,Ltd」といって、その名の通り中国・深圳にあるワンボードコンピュータの企業です。
主に10代の子ども向け教育用途を想定した製品開発をしていますが、大人の趣味としても魅力的なコンピューターを出しています。
今回ご紹介する「Meowbit」は、1.8インチディスプレイと、6つのプログラマブルボタンを搭載したハンドヘルドのゲーミングシステムです。
スペックは下記の通り。
- SDカードリーダー
- プロセッサ:32-bit ARM Cortex-M4プロセッサ
- ディスプレイ:1.8インチ, 160 x 128 ピクセル TFTカラースクリーン
- 2 プログラマブル LED ライト
- 6 プログラマブルボタン (十字キー、Aボタン、Bボタン)
- 光センサー
- 温度センサー
- ブザー回路
- 2MB spi-flash
- 動作電圧: 3.3V
- 回路電圧:USB(5V), リチウムバッテリーパック(3.7~4.2V)
- 出力電流:500mA(max)
- 寸法:52x76x12(mm)
ウリは、この極小筐体でカラーのゲームが遊べることと、自分で作ったゲームを自由に実行できることです。
ゲーム開発は、↓でご紹介したマイクロソフトのMakeCodeと、Micro Pythonが使えます。
MakeCodeを使えば、このMeowBitで、世界中の人が作ったゲームで遊べますし、自分が作ったゲームを世界中に配ることも簡単です。
また、micro:bitと互換性のある40-ピンコネクタを搭載しているため、拡張ボードを利用できます。
たとえば↓は、測距センサを使っています。手のひらまでの距離が「12cm」と出ています。
こういうボードを組み合わせれば、色々と楽しいゲームが作れそうですね!
Meowbitは、KittenBotのウェブサイトで39.9$で購入できます。
MakeCodeの膨大なゲームでゲームボーイ的に遊んだり、自分で作ったゲームを持ち運んで遊んだり、ロボットや他のハードウェアの制御をしたりと、楽しみ方は無限大です。
子どもと一緒に、もしくは楽しい趣味として、一台どうでしょうか?
おわり