2020/8/3追記:GPD Win Maxのレビューを公開しました。↓
↓でご紹介してきたGPD社の新型UMPC(超小型ノートパソコン)である「GPD Win Max」
同社は、GPD P2 Maxシリーズなど一般のUMPCのほかに、「GPD Win2」というゲーミングに特化したUMPCをリリースしています。
今回ご紹介する「GPD Win Max」は、名称からも分かるように、この「GPD Win2」の後継的な位置づけです。
違いとしては、まず↓のようにGPD Win2を踏襲しつつ、本体が大型化していることがあります。
GPD P2 Maxも、前モデルのGPD Pocket2から大型化し、7インチから8.9インチになりました。
それにより、より打ちやすいキーボードと、タッチパッドの搭載を可能にしました。
今回の「GPD Win Max」についても、前モデルの「GPD Win2」が6インチだったのに対し、8~9インチに大型化しています。
(正確なディスプレイサイズは明らかになっていません)
これにより、GPD Win2と同様のゲームコントローラーのほか、タッチタイピングが可能なキーボードと、上部にはトラックパッドまで搭載されました。↓
キーボード配列でGPD P2 Maxとの違いは、Functionキーが独立していること、Altがスペースの左に配置されたこと、Enterの上にBackSpace、その上にDeleteが来ていることなどで、いずれも少しだけ一般の配列に近づいています。
つまり、入力インターフェース周りは、大きく改善していることになります。
また、チップセットについても、従来はRyzen搭載が噂されていましたが、第10世代Intel Ice Lake Coreプロセッサが搭載されます。
現在までに明らかになっているスペックは、MacBook Proと同種類のIris Plusグラフィックスを搭載したCore i5-1035G7プロセッサ、1280×800ピクセルのディスプレイ、M.2 2280スロット、冷却ファン、バックライト付きのキーボードです。
拡張ポート類は、小さな筐体にも関わらず大変豊富です。
まず側面には、↓のように有線LANポートとmicroSDカードスロットが並びます。
背面には、↓のようにHDMI、Thunderbolt 3、USB Type-C、USB Type-Aです。
また、↑の側面にスイッチが見えますが、これはゲームコントローラーをゲームパッドモードとマウスモードの2つに切り替えるためのものです。
マウスモードでは、Dパッドを使用してカーソルを移動させます。
価格や発売日は発表していませんが、2020年中にクラウドランディングがスタートする予定です。
元々は2020年上半期と言われていましたので、遅くなりました。ここには、コロナウイルスの影響があることは間違いないでしょう。
現に、現在はあらゆる製造業で、遅延が発生しています。
GPDのライバルであるOne-Netbook社も、↓のようにOne-GXというゲーミングUMPCの登場が噂されています。
ということで、2020年もUMPC界はアツい戦いが繰り広げられ、魅力的な商品が出てきそうですね!
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