USB PDが一般的になってきた数年前から、モバイルディスプレイ(モバイルモニター)が数多く販売されるようになりました。
一般的なディスプレイは据置で利用し、デスクトップパソコンやゲーム機を接続して使います。
モバイルディスプレイはその名の通り、持ち運ぶことが出来るディスプレイ(モニター)です。
このモバイルディスプレイ、名前とは裏腹に、実際に持ち歩いて利用している方は、一部の職業を除けばそれほど多くないのではないかと思います。
もちろん持ち運んでの利用もありですが、実際に使ってみると、モバイルディスプレイは在宅利用でこそ便利だということが分かります。
今回は、AUZAIブランドの15.6インチポータブルモニターをご提供いただいたので、そういった点をレビューしていきます。
アマゾンで↓のとおり税込19,880円で販売されています。
さらに、デイリーガジェット特別クーポンをご発行いただきました!
クーポンコード「A9FYXHBZ」で、2000円OFF になります。(有効期限:2020/06/05-2020/09/04 )ぜひご利用ください。
FullHDの高解像度で、15.6インチと大画面ながら薄型軽量のため、まさにモビリティに優れたモバイルディスプレイです。
それでは見ていきましょう。
まずは開封・外観・スペック
まず同梱物は下記の通りです。
モバイルモニター本体のほか、Mini HDMI-HDMIケーブル(映像出力用)、USB Type-C to Cケーブル(映像出力兼給電用)、USB Type-A to Cケーブル(給電用)、スマートカバー、保護フィルム、クリーニングクロス、ユーザーガイドが入っています。
マニュアルは日本語です。↓
接続方法や給電については、後ほど見ていきます。
スペックは下記の通りです。
- サイズ:15.6インチ
- アスペクト比:16:9
- 重量:650g
- 解像度:1920×1080
- 周波数(H/V):60HZ
- 輝度(標準値):250cd/m²
- コントラスト比(標準値):1000:1
- デジタル映像入力:mini HDMIx1、USB Type-Cx1
タッチ操作には対応していません。
ディスプレイとスタンドカバーです。↓
ポータブルモニター本体は、↓のように左側面に電源ボタン、メニュースイッチ、3.5mmイヤホンジャックがついています。
右側面には、mini HDMI、USB Type-Cポートが2つです。
いずれのポート類も、モニターを立てた時は↓のように下部にまとまって配置されています。
スタンドは、立てかける確度を変えられます。
↓が一番垂直に近いときです。
↓まで倒れます。もちろん、付属のスタンド以外にも、好きなスタンドと組み合わせて、使いやすい角度で使うことができますよ。
重量は、スタンドカバーを除けば実測で約603gでした。軽いです。
カバー込みですと、約1.07kgです。
付属のケーブル類ですが、まずこちらがmini HDMIとHDMIのケーブル。mini HDMIをモバイルモニター側に、HDMIを出力機器側に挿します。
HDMIケーブルを使ったときは、別途給電が必要になります。
↓のUSB Type-C to Aケーブルを使って、Type-A側を充電器などに接続して給電します。
続いてはUSB Type-C to Cケーブル。USB PD2.0対応機器であれば、このUSBケーブル一本で、給電も映像出力もしてくれます。
USB Type-Cケーブル一本で使える
モバイルモニターがこれほど一般的になってきたのは、やはりUSB PDのおかげでしょう。
USB PDは、”Power Delivery”の名の通り、USBを介して受給電をする仕様が含まれており、USB機器に給電しながらデータも送信できます。
そのため、USB Type-Cケーブル一本で、給電も映像出力も行ってくれるんですね。
mini HDMIとUSB Type-C給電の組み合わせですと、ケーブルが2本必要なうえに、1本はUSB充電器に、もう1本は機器側にと、組み合わせが煩雑になってしまいます。↓
その点、USB Type-Cケーブルを使えば、↓のようにモバイルモニターとパソコン・スマホなどをケーブル一本でつなぐだけです。コンセントからの給電も不要です。
デスクの上にはモバイルモニターとUSB Type-Cケーブルのみあれば良いという、スッキリ仕様です。
在宅利用が便利!
モバイルディスプレイは、持ち運ぼうと思えば持ち運べるのですが、重量はカバーを含めて1kgほどあります。
ノートパソコンと違って、モバイルモニターだけを持っていても仕方なく、映像出力をする元の機器(ゲーム機、スマホ、パソコンなど)を一緒に持ち歩かないといけません。
すると、総重量が2~3kgになってしまい、とたんに持ち運びコストが上がってしまいます。
それに見合うベネフィットがあれば良いのですが、画面を拡げて使うということですと、そもそもそういった使い方ができる場所でPCを利用するという限定的なユースケースになります。
必然的に、出張など、限られた場面でしか使わなくなってしまいます。
ただ、在宅利用ですと話が違ってきます。
コンパクトで、コンセントも使わず、それでいて高精細なモバイルディスプレイであれば、デスク周りの場所もとらずにマルチモニター環境を実現できます。
普段はノートPCを持ち歩き、自宅ではそれとUSB Type-Cケーブルでモバイルディスプレイに接続し、マルチモニターで作業をする。
使わない時は、折りたたんで棚に立てかけておくことも出来ます。
据え置き型ディスプレイのように、常に広い面積を占有することはありません。
実際に利用していて、そんな使い方が一番しっくりきました。
在宅での生産性をアップさせたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
今回レビューした「AUZAI」15.6インチポータブルモニターは、アマゾンで↓のとおり税込19,880円で販売されています。
さらに、デイリーガジェット特別クーポンをご発行いただきました!
クーポンコード「A9FYXHBZ」で、2000円OFF になります。(有効期限:2020/06/05-2020/09/04 )ぜひご利用ください。
特に欠点も見当たらず、薄くて軽くて高精細な優れたモバイルディスプレイですよ。
デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
一見怪しいですが実は心優しい、デイリーガジェット動画部のケン氏がゆるい感じにレポートしています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!