これから2021年にかけて、魅力的なゲーミングUMPC(超小型ノートパソコン)が2モデル登場します。
一つが、先日↓で発表会の様子をレポートしたOne-Netbook社の「OneGx1 Pro」で、もう一つが今回ご紹介する「GPD WIN3」です。
いずれも持ち運び用7インチ前後の携帯型ゲーミングPCながら、第11世代Tiger Lakeプロセッサや各種の最新規格を搭載しています。
この記事では、GPD WIN3について、現在までに分かっている情報をまとめておきます。
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2020/12/19追記:クラウドファンディングページがプレオープンし、価格とスペックが明らかになりました↓
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まずおさらいですが、↓のように通常はNintendo Switchライクな携帯型ゲーム機然としていますが、
VAIO Type Uのようにスライド式キーボードが出てきます。↓
バリアントは2種類。
Core i7-1165G7搭載の上位モデルのブラックと、Core i7-1135G7搭載のシルバーです。↓
ブラックは、↓のようにキーボード・コントローラー部が黒くなっており、ディスプレイ部は共通のようです。
また、本機は↓のようにドックに対応しています。
ドック上でキーボードを開いた様子が↓
ドック背面には、USB Type-C、HDMI、USB Type-A x3、有線LANポートがついています。↓
厚みは、↓のようにGPD WIN2と同じくらいです。
本体上部には、↓のようにポート類が並びます。
ポート類やコントローラーは下記の通り。
まず上面には、L1/L2、R1/R2ボタンのほか、マイク、USB Type-A、イヤホン、ボリュームキー、電源ボタン、廃熱口があります。
前面には、左右ジョイスティック、方向キー、A/B/X/Yキー、START/SELECTキー、Xboxキー、指紋認証センサです。キーボードは後述しますが、タッチタイプです。↓
背面には、後述するカスタムキーが2つと、吸気口。側面に、microSDカードスロットと、GPD WIN2にもあったコントローラー・マウス切り替えスイッチです。
底面には、Thunderbolt4対応USB Type-Cポートが1つと、左右にスピーカーです。↓
L2/R2キーは、↓のように押下角27度。
キーボードですが、物理キーボードではありません。
バックライト付きのタッチタイプで、振動によるフィードバックがあるとのこと。入力の感触は、スマホのスクリーンキーボードと同じようです。画面を開くと、自動でバックライトが点灯します。
背面のカスタムキーについて。ゲーム中はキーボードを閉じることが多いものの、ゲームコントローラーで拾いきれないが操作に重要なキーは、こちらに割り当てられるようです。たとえばEscやWindowsキーなど。割り当てキーはカスタマイズ可能。
右側には、↓のように指紋認証センサが搭載されています。
冷却については、PWM制御で、ターボファンと2つのヒートパイプ。内部温度が40度を下回る場合はファンの稼働を20%にして騒音を抑え、温度が上がるにつれ2%ずつ強化していく仕組みのようです。
通常のキー入力をなるべくサポートしようとするOneGx1 Proと比べて、こちらはかなりゲーム機寄りに振ってきた印象です。
楽しみだこりゃ!
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