ふとしたきっかけでレゴショップに行って衝撃を受けました。
今のレゴ、完全に一線を越えていました……。
まずは見て下さい↓を!
かっけえええええええええええええ!!!!!!!
これは、レゴの「TECHNIC」というシリーズにある、「シボレー コルベット ZR1」です。コルベットとの共同開発品。
アマゾンで↓のように5,000円ほどで売られています。
実は今のレゴ、公式サイトを見れば分かるのですが、いわゆるブロックから飛躍し、さまざまな「テーマ」に沿ったカテゴリをたくさん展開しているんです。
「TECHNIC」もそうですし、ほかにも↓のように「Architecture」や「CITY」、「BATMAN」などいくつもあります。
これらは、コンセプトやターゲットがそれぞれに設定されており、「Architecture」は世界中の有名な建築物を再現したものですし、「BATMAN」はその名の通りバットマンのキャラクターや乗り物、建築物が再現されています。
中でもキツめガジェッターであろうデイリーガジェット読者の皆様にオススメなのは、今回のシボレーもある「TECHNIC」です。
↓のように死ぬほどカッコいい乗り物たちが勢揃いです。
「TECHNIC」のコンセプトは下記の通り。
LEGO® Technic™は、経験豊富なレゴビルダーにも手応え十分なシリーズです。変速機やステアリング装置など、最新の本格機能がブロックで作れます。
出典:公式サイト
変速機やステアリング装置!?!?
というわけで今回は、「TECHNIC」の中の「シボレー コルベット ZR1」を組み立てて、その魅力の片鱗だけでもお伝えできればと思っております。
579ピースの圧巻、組み立てがとにかく楽しい
外箱からしてワクワクが止まりません。男の子の気持ちに戻れます。
そして開封すると、これですよ!
ピース数はなんと579!こりゃ対象年齢9歳以上になるわ!といった部品数。
もはや見慣れたレゴのピースは1つもないんじゃないかというレベルです。
組み立て説明書の分厚さも圧巻です。
146ページあり、206プロセスに分かれて各ページに↓のようなカラフルで分かりやすい説明があります。
説明書にあるQRコードを読み取ると、アプリ版の説明書も使えます。
説明書だけでなく、ARやロボットプログラミングなど、アプリを活用したレゴの楽しみ方は様々。
組み立てはワクワクの連続です。
見て下さい↓これ!エンジンの中身を、細かい部品を組み合わせながら一つ一つ組み立てていくんです。
「めんどくせえ」と思われるかもしれませんが、プロセスが多くてもとにかく飽きさせません。
組み立ての流れにストーリーがあるような感じで、細かい部品を組み合わせたあとは大きな構造物にガチャッとはめてさらにすごくなる、みたいな小さな達成感が間断なく埋め込まれています。
適度な手間と達成感を経て、徐々にとんでもなくカッコいい構造物が組み上がっていく体験は、快感としか言いようがありません。
途中何度も「うおおおおお!すげええええ!!!」と言いながら細部をまじまじと見てしまいます。
そして完成
組み立ては、少しずつやれば1ヶ月でも楽しめますし、集中してやりこめば2~3時間で終わるでしょう。
エンジンのギア1つから組み立てていき、完成した「シボレー コルベット ZR1」がコチラ!
……最高です。
適度に大きく、適度な重量感があり、ちょっとやそっとじゃ壊れない頑丈さ。
組み立てていくと分かるのですが、各部品が簡単に外れないように、それぞれが何重にも組み合わさってしっかりとはまるように設計されています。
もう何時間でも眺めていたくなるようなかっこよさ。
後ろ姿もシャーシの底面も、細部までかっこよさが損なわれていません。
そして「TECHNIC」ならではのギミックとして、まず↓の背面中央に見えるギアを回すと、ステアリングができます。前輪が左右に動くんです。ああ~あのときくみ上げたギア同士がああやって動いてああなってこのタイヤが動いているんだなあ!と感動もひとしおです。
また、後輪の動きに合わせてエンジンのピストンが順番に上下するギミックも搭載しています。
すごいのが、エンジン駆動のギミックが、本物の動きとそっくりになるように設計されていることです。コルベットと共同開発しただけあります。
ガワだけ似せるのでなく、中身にもこだわるという、ちゃんとツボを押さえています。
運転席、ハンドルだってもちろんあります。
とりあえずパソコンの前に置いて常に見えるように飾っています。
なぜこんなに楽しいか?理由を考えてみる
私が大人になっている間に神進化を遂げていたレゴ。手軽に、充実した時間を過ごせます。
子どもと一緒に作るのも、もちろん最高です。
なぜこんなに楽しいのかを考えてみますと、子どもが多少手荒に扱っても崩れない頑丈さと柔軟性、エンジニアリングの学びの楽しさ、鑑賞物としてのかっこよさ、ブロック組み立ての醍醐味など、ありとあらゆるエンターテイメント要素が詰め込まれていることが分かります。
ブロック同士がカチッとはまるというレゴブロック本来の要素にも、小さな小気味よい達成感があります。
プラモデルなどの模型制作は、実物のリアリティを追求する楽しさがあると思います。塗装や表面処理など、腕が上がれば上がるほど、リアルで凄みを持った完成品ができます。
一方、レゴで現実の構造物を再現するというのは、それとは異なる抽象化です。
細部を見ればブロックの組み合わせで、それは実物のシボレーとは大きく異なっているわけです。塗装もありませんし、誰が組み立ててもほぼ同じ完成物になります。
そしてできあがりは、中身のエンジニアリングや全体のフォルムなど、本物のシボレーのかっこよさをユニークに抽象化した「レゴのシボレー」になっています。
組み立てる前のワクワク感、組み立てのプロセス、完成品のクオリティ、どこをとっても得がたいエンタメ性を備えているのです。
Minecraftにつながる楽しさもありますね。事実レゴは、マイクラともコラボしています。
というわけで、在宅時間が増えた今、5,000円で買えるこんな楽しい体験を試してみてはいかがでしょう。
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