今回は面白いwebカメラのレビューです。
それが↓の「OBSBOT Tiny」。ジンバル搭載で被写体を自動で追尾してくれるAI webカメラです。
どんな動きをするのか?は、↓の動画を見ればすぐに分かります。この動きを、全部自動でやってくれます。
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記事執筆時点で、282人から600万円近くの応援購入が集まっています。
価格は税込19,980円。想定小売価格の24%OFFで、発送は2021年5月となっています。
さっそく見ていきましょう!
外観・同梱物
パッケージには、本体のほか、接続用USB Type-A to Cケーブル、ディスプレイ装着用アタッチメント、マニュアルが入っています。
本体は↓で、一般的なwebカメラと異なり特徴的な外観。上下左右にカメラが動くようになっています。左右方向(パン)の回転は±150度、上下方向(チルト)は±45度です。
手で自由に動かせますので、使わない時は、カメラを下に向けておけば不要な映像が映ることもありません。
背面には、USB Type-CとDC-INがあります。ただ、DC-INを通じた給電は特に不要で、実際の利用はもっぱらUSB Type-CポートとPCをつなげるだけです。
底面には三脚用穴がついていますので、三脚に取り付けた利用もできます。
重量は実測で焼く147gです。軽いスマホ一台分くらいです。
↓のアタッチメントが付属します。丸い部分がマグネットで、ここをOBSBOT Tinyの底面に装着します。
すると、↓のようにwebカメラとしてディスプレイ上部に装着して使えますよ。
撮影品質と機能
↓の記事で、アマゾン売れ筋上位のwebカメラを全部買って実際に使って比較しました。
このときと同じ撮影をしてみて、撮影品質が数千円のwebカメラと比較してどうかという部分をまずは見ていきます。
ちなみに本機の最大解像度は1080p/30fpsで、マイク付きです。
まず通常の撮影では↓のように、色味が自然でキレイに撮れています。画角も狭くありませんし、魚眼ゆがみもなく撮影品質は問題なし。集音もノイズ低減が効いています。
暗所で撮っても、↓のように潰れることなく捉えられています。
そして冒頭にもあったように、PCにUSB接続するだけでドライバーインストールなども不要で、勝手に↓のようにターゲットを追尾した映像を撮影してくれます。
ちなみにハンドジェスチャで、ターゲット設定やズームイン・ズームアウトができます。
パーで手を上げるとその人にターゲットが移り、追尾してくれます。
カメラ前面のLEDが緑色になるので分かりやすいでしょう。
また、チョキと言いますか、フレミングの法則の磁場と力だけ(親指と人差し指)みたいにした手を上げると、その対象をズームイン・ズームアウトしてくれます。
手を上げている間、ズームインとズームアウトを連続でやってくれます。
最大2xのデジタルズーム対応です。
使い道を考えるのが楽しい。ズームは慣れが必要
本機は、個人が自分の顔を出すだけのオンライン会議では不要かもしれませんが、プレゼンの映像を流したいとか、ダンスなど習い事のオンライン配信に使いたいとか、人を映すことが重要な場面で威力を発揮します。
最近流行の、YouTubeでのオンライン講義の撮影とか、ヨガやダンスなど、動きがあるライブ配信などで、ひと味違った本物感を醸し出せるでしょう。
カメラマンがいなくてもカメラワーク的な映像を撮ってくれます。
YouTuberや習い事の講師などは、カメラの一つの選択肢として面白いと思います。
使っていて気になる点としては、ズームイン・ズームアウトですかね。寄りと引きが連続的に動いていって、それをジェスチャで止めるので、今どういうズーム状態なのかが分かりにくいです。被写体側に画面が見えるようにする必要があります。
逆にそれ以外は、使い方は簡単で撮影品質も悪くないので、よくできたジンバルwebカメラだなという印象。
というわけで、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
「OBSBOT Tiny」は現在、Makuakeのこちらのページでクラウドファンディングを実施中。
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