今回は、↓でレビューしたゲーミングUMPC(超小型ノートパソコン)「GPD WIN 3」の専用周辺機器レビューです。
本機にはGPD社から、シリコンのグリップカバーと、ドッキングステーションが発売されています。
今回は、それらを2つとも購入したので、どんなもんだったかをご紹介します。
ちなみにいずれも日本では正規代理店の株式会社天空を通じて、アマゾンでも購入可能。
特にドッキングステーションはアイコニックな周辺機器で、↓のように主に据置利用時の外部ディスプレイ出力などで威力を発揮します。
いずれも純正周辺機器なだけあって、GPD WIN 3本体とはパーフェクトフィットですが、メリット・デメリットそれぞれあります。早速見ていきましょう!
専用ドッキングステーション
まずはこちら。箱の中には、マニュアルやケーブルは特になく、ドッキングステーションだけ入ったシンプル構成。スタンド部分は取り外せるようになっています。
用途はシンプルで、USB Type-Cで充電しながら、様々なポートが使えるようになるというもの。
天空のサイトか、↓のアマゾンで税込8,980円で販売されています。
背面には、↓のようにUSB Type-C、HDMI、USB Type-A x3、有線LANが並びます。
ただしこのうちUSB Type-Cは、ドックに給電するために使うので、実質USB Type-Cポートは無くなってしまいます。
立てかける部分には、GPD WIN 3本体下にあるUSB Type-Cポートに挿すプラグが出ていますよ。
立てかけるとこんな感じ。
GPD WIN 3にもUSB Type-Aポートが上面に1つついていますので、ドックと合わせて4つになります。その代わりUSB Type-Cポートがなくなってしまうので、これが残念なポイント。規格の組み合わせから難しいのかもしれませんが。
ドッキングステーションは実測で約132gと軽量です。
↓のように、ドックのUSB Type-Cポートで給電しつつ、HDMIで外部ディスプレイ出力が可能になります。また、USB Type-Aポートを使った周辺機器接続や、有線LANの利用が可能になります。
外部ディスプレイは、複製・拡張いずれも可能。4K解像度のディスプレイもそのままの解像度で利用できました。
外出時にはポータブルゲーミングPCとして使い、自宅ではこのドッキングステーションで充電しつつ大画面ディスプレイやキーボード、マウスなどに接続して、据置機として使うようなユースケースに便利です。
USB Type-Cポートがなくなってしまうことだけが残念ポイントですが、周辺機器接続という意味ではUSB Type-Aがたくさんある方が確かに便利なのかもしれません。
専用シリコングリックカバー
続いては専用シリコングリップカバーです。
こちらも天空のサイトもしくはアマゾンの↓で、税込3,960円で販売中。
シリコン製の保護カバー兼グリップ強化アタッチメントです。
特に変わった点はなく、↓のようにGPD WIN 3をバコっとはめるタイプ。
重量は実測で約97g。結構軽いです。
はめると↓のようになります。フィット感はかなり良好。また、コントローラー左右にグリップしやすくなる出っ張りができますので、本体を持ちやすく、操作しやすくなります。
背面もこの通り。ボタン類や排気口はしっかり開けてくれており、メカっぽくてカッコいいデザインも○です。
持ち運び用にGPD WIN 3を使うなら最高なのですが、一点難点があります。
↓のように底面のUSB Type-Cポートの周りに段差ができてしまうため……
↓のようにドッキングステーションにささらないのです。
無理矢理やれば刺さるかも知れませんが、自然に使うことはできません。
外出時にはグリップケースで、自宅ではドッキングステーションに挿して据置利用をしたいというようなニーズは多いと思うので、これは残念ポイント。
とはいえ、カバー兼グリップとしては、かなりのパーフェクトフィットです。ドッキングステーションはそれほど使わないという方でしたら、かなり良質なアイテムだと思います。
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コメント
グリップをつけるとケースに入らず困っています。
なにか紹介してもらえませんか?