65w 3ポートで最軽量かも!不安を感じるレベルに軽い3千円USB-C充電器レビュー【Suchidol ‎A65PD3G】

Anker 735」という中華ブランドAnkerの人気チャージャーがありますが、これはUSB Type-Cポートが2つとUSB Type-Aポートが1つついた65w高出力小型チャージャーです。

もちろんUSBチャージャー狂の私も持っていますが、カタチはコンパクトで良いものの、もうちょっと軽くならないものかと思っていたところ、↓の「Mcdodo GaN5 mini CH-1530」という商品を発見してレビューしました。

近頃はスマホやイヤホンだけでなく、ノートパソコンもUSB Type-Cで充電できるので便利な世の中になりました。 さて、そんな便利な世...

Anker 735」よりも軽くて価格も半額ほどなのですが、残念ながら筐体が少し大きく、また出力も安定しないという欠点も。

そんな中、さらに軽いチャージャーを発見してしまいましたので、レビューします。

それが↓の「Suchidol A65PD3G」です。

こちらもUSB-C x2とUSB-A x1の3ポートで、最大65w出力のGaN(窒化ガリウム)充電器。

後述する実測重量はわずか102.5gと、「Anker 735」よりも20g以上軽くなっていて、まるで別物です。

価格も、↓で通常税込4,999円で、頻繁に3,999円セールが入ります。記事執筆現在はホワイトが3,999円になっています。というわけで半額とまではいかないものの、「Anker 735」よりはだいぶ安いです。

Mcdodo GaN5 mini CH-1530」と違って出力も安定していて悪くないのですが、結局は「Anker 735」でも「Mcdodo GaN5 mini CH-1530」でも今回レビューの「Suchidol A65PD3G」でもなく、一番ベストなのは↓でレビューした日本メーカーCIOの「CIO NovaPort SLIM」であることに変わりなく、これを引き続き常用しています。

今回は、多数の優良な通電系周辺機器をリリースしている大阪の株式会社CIOから新たに登場したUSB-Cチャージャー「CIO NovaPort ...

ただ、軽さ・安さを至上と考えると、今回の「Suchidol A65PD3G」は悪くないどころか、むしろかなり良い選択肢だと思うので、さっそく見ていきましょう。

外観とスペック

まず外観ですが、↓のように斜めに線の入った加工で、65w GaNのロゴがプリントされています。カッコよくはありませんが、分かりやすいです。

日本の代理店が噛んでいるようで、パッケージやマニュアルはきちんとした日本語表記になっていました。各種認証マークほか、安全上の注意や警告表記などもきちんと書かれています。Mcdodoよりは安全そうです。

ポートは、↓のようにUSB Type-Cが2つとUSB Type-Aが1つ。

出力ですが、USB-C1(一番上)が単ポート最大65w、USB-C2(真ん中)が20w、USB-Aが18wとなっています。

出力の組み合わせはマニュアルに記載がありますが、C1は5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3.25Aです。C2は、5V/3A、9V/2.22A、12V/1.67A。Aは、5V/3A、9V/2A、12V/1.5Aです。

なお、複数ポート利用の場合、C1/C2で45w+20wの最大65w、C1/Aで45w+18wの最大63w、C2/Aでは最大15w、3ポートでは最大60wとなります。

CIOのチャージャーのように、どのポートに挿しても出力を自動で切り替えてくれる機能はなく、ノートパソコンのような大出力が必要な場合はUSB-C1ポートを使う必要があります。

ただ、PCマークがついていて一目で分かりやすいのは良い配慮です。

逆側は↓のように特に何もついていません。

プラグは折りたたみ式で、持ち運びにも便利。

底面には、↓のように出力の組み合わせが書かれています。

Ankerその他と比較

続いては、他の3ポート65wチャージャーと比べてみましょう。

まず本機の実測重量は、↓のように103g。これ、結構すごいです。

ちなみにAnker 735は↓のように127gありますし、

冒頭にお伝えしたMcdodoでも108gです。

というわけでまず軽さは、完全にナンバーワンです。

続いて大きさ。↓がAnker、本機、Mcdodoを並べたもの。長辺はMcdodoと似て、Ankerより若干広いです。

短辺は、Mcdodoよりもコンパクト。↓

高さは、一番あります。

これは実際に3つを手に取って比べると分かるのですが、一言で言えばMcdodoよりコンパクト、Ankerよりも少し大きめ、という印象です。

ただ、Mcdodoほどのずんぐり感はなく、Ankerほどのスリムさではありませんが、ナンバーワン軽量ボディは良い塩梅のサイズ感になっています。

出力も安定

さて、Mcdodoでは少し不安のあった出力ですが、本機は安定しています。

↓のようにモバイル端末2台を充電してもそれぞれにPD充電できますし、

↓のようにノートパソコンだと大きな出力で充電可能。

ただ、スペックの項でお伝えしたように、ノートパソコンを充電する高出力ポートはUSB-C1に限られますので、実利用に当たってはその点だけ注意が必要です。

CIOがなければ常用していた

以上、あらたに発見したUSB-Cチャージャー「Suchidol A65PD3G」を見てきました。

出力の大きさやポートの多さだけでなく、軽さやコンパクトさが重要になってくる持ち運び用のUSB-C充電器として、かなり良いポジションにあります。

さらに価格も3~4千円ほどと買いやすくなっていますので、CIOがなければこちらを常用していたでしょう。

というわけで軽くて高出力で安いチャージャーをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!

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