GPDから2画面搭載小型ノートPCが登場へ！これは楽しみ【GPD Duo】

多数のUMPC（超小型ノートパソコン）やポータブルゲーミングPCをリリースしているGPDが、次世代機として2画面のOLEDを搭載した「GPD Duo」の存在を公開しました。

↓のようにティザーのみの公開ですが、縦向きに画面を広げるユニークなコンセプトとなっています。

ティザー以外に分かっていることは、12インチAMOLEDディスプレイが2枚搭載されていることと、CPUにAMD Ryzen 7 8840Uを搭載することの2点。

昨今、ASUSやレノボからデュアルスクリーンのノートパソコンは複数出てきていますが、本機はそれらとは異なる設計になりそうです。

キーボードの有無は不明ながら、おそらくは上側の画面を裏側に回転させ、クラムシェルのようにスクリーン側とキーボード側を折りたたむことで、タブレットのようにも使えるのでしょう。（厚みは出ますが）

昨今、同社が注力してきたポータブルゲーミングPCというよりも、GPD Pocketシリーズなどの元来のUMPCの次世代機として登場するようです。

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昨今、デイリーガジェットでは、同社をはじめとした中華系メーカーのポータブルゲーミングPCについては、どちらかというと批判的な立場を取ってきました。

ポータブルゲーミングPCは、ASUSやレノボ、MSIなどの大手メーカーが参入し、GPDやOne-Netbook、AYANEOなどのマイナー中華系メーカーとスペックで何ら遜色ない端末を、ブランド力やアフターサービス、ソフトウェアアップデート、信頼性の高い大手メーカーの方が安く販売している状況の中、このままいっても中華系はじり貧であることは間違いないからです。大手メーカー品よりも多少メモリを増やしたところで、同じ価格ならまだしも大手よりも高い値付けにしているので、ユーザーがそれらを選ぶ理由がないわけです。

そうした中では、同じスペックのものを大手よりも安く売るか、大手が参入しないニッチなコンセプトで勝負するしかないのですが、そういった動きが見られなかったので批判的な立場を取ってきました。

ですが今回のGPD Duoについては、他に類似のものがない新しいコンセプトの商品となっている可能性があり、大いに楽しみにしたいと思います。