GPD社は、新製品にベンチマーク対象を設定することが多いです。
たとえば↓で書いたとおり、GPD MicroPCは、Surface Goをベンチマークにしていました。
公式サイト上で、対象モデルとのスペック比較や、GPD製品優位性をアピールします。
さて、先日下記の記事でお伝えしたように、まもなくクラウドファンディングが開始されるのが8.9インチディスプレイのUMPCであるGPD P2 MAXです。
従来からのGPD Pocketシリーズとは名前を変えてきましたので、後継という位置づけではなく、複数ライン化です。
価格は、下記の通りです。
16GB RAM + 512GB SSD + Core 8100Y:$705
8GB RAM + 256GB SSD + Celeron 3965Y:$529
スペックについては下記にまとめてあります。
また、実機のレポートは↓の記事にまとめました。
このGPD P2 Maxですが、ベンチマーク対象が打ち出されました。
毎回、少し「?」となるのですが、今回も少し実感とズレています笑
GPD P2 Maxのベンチマークは「12インチMacBook」
そうです。
今回は、12インチMacBookをベンチマークにしています。
GPD MicroPCとSurface Goよりは近づいた感じですが、まだまだちょっと違和感のあるベンチマークです笑
MacBook 12インチは、AirやProよりも目立たない存在ですが、用途を明確化してそれにフィットすれば、大変使いやすいノートPCです。
GPD公式は下記の通り、GPD P2 MaxとMacBook 12インチのスペックの比較チャートを公開しています。
青地の部分が、MacBook 12インチに対する優位性を表しています。
タッチパネル対応、CPUなどが主なポイントでしょうか。
また、↓の通り拡張性や重量、クーリング機構なども優位な点として挙げられています。
ターゲットも異なるため一概にどちらが優れているとはいえませんが、2019年モデルであるGPD P2 Maxのスペックが高いことには変わりありません。
また、GPD以外も、One NetBook社のOneMixやTopJoy Falconなど、UMPC各社が高スペック化・8インチ大型化を進めています。
おわりに
ダイレクトにスペック比較表を提示して自社の優位性をアピールするというのは、いかにもベンチャー企業らしくて面白いですね。
GPD P2 Maxはタッチパッド搭載やスタイラスペン対応など、これまでのGPD Pocketシリーズにはなかった特徴を備えて、高スペック化と大型化を果たしました。
依然としてUMPCカテゴリには入るコンパクトさも持ち合わせています。
また続報をお伝えしていきます。
2019.6.15追記:GPD P2 Maxは7月末クラウドファンディング開始がアナウンスされました。↓記事にまとめました。
おわり