ポケットに入るスマホサイズの極小プロジェクターが面白かったのでレビュー!【投影もしっかり】

今回はAKASOというブランドの極小プロジェクターをレビュー。

コチラ、↓のように小型スマホくらいの大きさなんですよ!これでプロジェクターです。しかもバッテリー搭載なので、電源コードをつなげなくても使えます。さらにWi-Fi対応なので、コードレスで使えます。だいぶテンション上がりました。

コンセプトは面白くとも全然使い物にならなかったらダメなので、そのあたり見ていきます。

アマゾンの↓で税込23,999円で販売されていて、現在は5,000円OFFクーポンが適用できるので18,999円です。プロジェクターとしては安いですね。

外観&スペック

まず同梱物です。↓のように、プロジェクター本体のほか、ミニ三脚、HDMIケーブル、USBケーブル(Type-A to micro USB)、USB充電器(Type-A)、リモコン、マニュアル類となっています。

何度も言いますがこれプロジェクターですよ!光で画面を投影できるやつです。

重量も222gと超軽量。外形寸法、重量いずれも、まさにスマホ一台と同じくらいな感じです。

スペックは下記の通り。

  • 投影:DLP
  • 輝度:50 ANSIルーメン
  • コントラスト比:2000:1
  • 投写距離:0.2~3メートル
  • 最大解像度:854 x 480(WVGA)
  • 内蔵バッテリー:4,000mAh / 15.2wh
  • 投影時間:1.5~3時間
  • コネクタ:USB2.0 Type-A、HDMI 1.4、 microSDカード(最大32GB)、イヤホンジャック、micro USB

50ANSIルーメンなので、部屋を暗くしないと使えないでしょう。まあそれは想定の範囲内。

実際に使ってみてどうかということです。それは後述。

先端に、↓のように投影ランプがついています。スマホカメラかってくらい小さいです。

側面には、左からピント調整、操作ボタン、電源スイッチです。

スイッチは、3段階に切り替えられます。

一番左がプロジェクターモード、真ん中が電源OFFです。じゃ一番右は?というと、モバイルバッテリーになります。

本体のUSB Type-Aポートにケーブルを挿すと、↓のようにモバイルバッテリーとして使えるんですね。

逆側面は入出力周りです。micro USBは給電用なので、このポートを使って本体を充電します。隣のUSB Type-Aは出力用。モバイルバッテリーに使う用ですね。隣がHDMI、その隣にイヤホンジャック、microSDカードスロットです。

イヤホンジャックが付いていますが、本体にはスピーカーも搭載されています。

この小ささで全部入りな感じがイイですね。↓

底面には、三脚に取り付けるためのネジ穴が空いていますよ。

付属のミニ三脚につければ、↓のようになります。

そのほか、リモコンも同梱されています。本体サイドのボタンと同じ機能です。単4電池2本です。

それじゃ使ってみるか!

まず手始めに、電源オンして手持ちで壁に投射してみます。

すると、意外に普通に見えるじゃありませんか!

ちなみにメニューもシンプルです。

↓のように、入力信号を選択するだけ。HDMIケーブルか、microSDに保存された画像・動画か、Wi-Fi経由か、HDMIか、です。設定からは、言語や色味などを選択できます。

Wi-FiやUSB経由で投影する時は、専用のアプリをインストールします。

面倒な場合はHDMIケーブルで普通に使いましょう。特にアプリなどは不要です。

蛍光灯下でも、↓のように近くに投影すればかなり明るいですよ。サブモニター的な使い方もできてしまいます。

最大3.9mまで離すと150インチになります。

試しに蛍光灯下で100インチほどにしてみましたが、さすがに↓のようになって無理でした。大画面で投影する場合は、部屋の明かりを消しましょう。

部屋を暗くすれば、100インチ以上にしても↓ご覧の通りクッキリ映ります。色味も鮮やかで、普通に鑑賞に耐えるレベルです。大きな布に投影していて、歪んでいる部分は布のたわみです。

(投影しているのは、デイリーガジェットのYouTubeチャンネルです。MCのVTuberである風林火山朱音とケンがバイデンさんの話をしているようです。チャンネル登録、よろしくお願いします!)

あと素晴らしいのは、台形補正です。

投影角度を変えると、もちろん歪んでしまうわけですが、どんな角度で投影しても数秒でビシッと補正してキレイな長方形にしてくれます。

持ってると楽しいガジェット

投影解像度はWVGAなので、グワッと広げたExcelのシートで細かい数字をみんなで見る、みたいな用途は無理です。あと、スピーカー搭載とはいえ、このサイズなので音は期待してはいけません。音が重要な場合は、イヤホンジャックがついているのでそちらを使いましょう。

部屋を暗くしてYouTubeやNetflixで動画を見たりするのは、まったく問題ないレベルでキレイな映像を投影してくれました。

また、暗くしなくても10インチ投影くらいであれば十分見られるので、ちょっとスカしたモバイルモニターとして使っても面白いかもしれません。

小型の本体で、バッテリー駆動、スピーカーもイヤホンジャックも搭載していて、簡単操作でモバイルバッテリーにもなり、HDMIでもWi-FiでもUSBでもmicroSDでも投影できるというインターフェースの豊富さも○です。このサイズで全部入りな感じが面白いです。

Wi-FiやUSB投影の場合に専用アプリインストールが必要だったり、Type-Cでなくmicro USB給電だったり、といった部分はいまいちなのですが、それを除けばサイズのわりには映像もがんばっていて、なによりこのサイズ感なのでガジェッターの琴線に触れるものがあります。

1万円台と安いので、気になった方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか!

アマゾンの↓で税込23,999円で販売されていて、現在は5,000円OFFクーポンが適用できるので18,999円です。

デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)

デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。

一見怪しいですが実は心優しい、デイリーガジェット動画部のケン氏がゆるい感じにレポートしています。

ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!