下記でレビューした7インチのUMPC(超小型ノートパソコン)「One-Netbook A1」は、いきなりですがギャルゲーのプレイに最適な端末です。(真顔)
ギャルゲーというのは、Wikipediaで下記のように定義されています。
ギャルゲーは、「ギャルゲーム」(Gal game)の略で、主に魅力的な女性が登場することを売り物とするタイプのコンピュータゲームの俗称である。
出典:Wikipedia「ギャルゲー」
ギャルゲー自体は上記のように広い意味を持った概念ですが、この記事で主に念頭に置いているのは、「ノベルゲーム」と呼ばれるジャンルです。
すなわち画面下半分に台詞が出てきて、背景とキャラクターが出てくるアドベンチャーゲームです。ビジュアルノベルなんて呼ばれたりもします。
筆者はもっぱら”健全な”ノベルゲームのプレイに本機を活用していますが、キーボードも搭載していて文字入力用にも便利なので、とても重宝しています。
ではなぜこの「One-Netbook A1」がギャルゲー(ノベルゲーム)に最適な端末なのか、5つの理由をお伝えします。
ちなみに本機は現在、株式会社テックワンの直販サイトとアマゾンで販売されていますが、直販サイトの方では3,000円OFFクーポンが適用できます。(アマゾンの正規品は売り切れ中)
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ノベルゲーに最適!その1.小さくて軽い
まずなんと言ってもこれです。
7インチなので、↓のように片手で楽につかめますし、重量は550gしかありません。
ノベルゲームをプレイするために机に座ってラップトップやデスクトップの電源を入れて、といったプロセスはなかなか大きな障壁です。
その点、本機であればベッドやソファに寝転びながら、あるいはポケットにしのばせてオフィスの会議室に持ち込み、こっそりプレイするのも余裕です。
↓のように、たまに東方をプレイしたり。
ただ、それだけであれば、他のUMPCでも同じです。
中でも本機がノベルゲーに最適な理由は、まだあります。
ノベルゲーに最適!その2.タブレット形状が使いやすい
本機は、いわゆる変態端末の類です。
↓のように画面がグルリと回転し、
↓のようにタブレットとしても使えます。
ノベルゲームであれば、操作はほぼクリックだけしか使わないというタイトルも少なくありません。
そういったタイトルでは、ラップトップ形状よりも、このタブレット形状にしてプレイした方がコンパクトに遊べます。画面がタッチ対応のため、スマホやタブレットのように画面タップで台詞を読み進めたり、選択肢を選んだりできるためです。
しかも550g。ごろ寝でプレイしても腕が疲れません。
一般的なUMPCによくある、画面が360度回転して裏側に回るタイプですと、タブレット形状では背面にキーボードがある状態です。しかも画面と本体の間に若干隙間があったりして、なんとなく座りが悪かったりします。
その点、本機のタブレット形状は、画面と本体がピッタリとフィットしますので、タブレット形状での使い勝手が優れています。
ノベルゲーに最適!その3.スペックと価格のバランス
たとえばゲーム一般を快適にプレイしようと思うと、かなりハイスペックが要求されます。
それこそ現在予約受付中の、Tiger Lake搭載「OneGx1 Pro」だったり↓
その前モデルの「OneGx1」だったり↓
競合機の「GPD Win Max」あたりを用意する必要があります。↓
これらの端末は、3Dゲームもある程度快適にプレイできるようにスペックが構成されています。
ただ、上記の端末は10万円以上しますし、スペックが高い分、発熱やバッテリー消費という問題もあります。
一方でノベルゲームは一般に、それほど高い処理能力を要求しません。
その点、「One-Netbook A1」であれば、上記端末ほどはスペックが高くない代わりに、価格も3万円~5万円ほど安く、また本体は軽量で、USB Type-Cからモバイルバッテリーで気軽に充電できます。
スペックが高くないとは言っても、Atomや古いCeleronのように、Windowsの操作自体にストレスを感じるようなレベルではありません。多くのノベルゲームだけでなく、Windowsやオフィスソフト、ブラウザなどはサクサク動きます。
ちなみに「One-Netbook A1」のスペックは下記の通り。
- CPU:Intel® Core™ m3-8100Yプロセッサー
- GPU:Intel® UHD グラフィックス 615
- RAM:8GB DDR3
- ストレージ:256 GB NVMe M.2 SSD
- ディスプレイ:7 インチ(1920×1200)323PPI
- OS:Windows10 Home
- パネル:IPS、10点マルチタッチ対応
- キーボード:日本語配列バックライト
- マウス:光学式ポインティングデバイス
- タッチペン:2048段階筆圧検知タッチペン(ペン別売)
- スピーカー:モノラル
- マイク:内蔵
- 有線LAN:1000BASE-Tまで対応
- 無線LAN:2.4GHz, 5GHz
- Bluetooth:Bluetooth 4.2
- インターフェース:1×USB 3.0 Type-A、1×USB 3.1 Type-C (PD2.0対応)、1×Micro SDXC スロット、1×音声出力とマイクインの3.5mmコンボジャック、1×Micro HDMI(D Type)、1×RS-232 シリアルポート、1×RJ45 ギガビットイーサネットポート
- 冷却方式:インテリジェントデュアルファン
- バッテリー容量:6,000mAh PD対応
- 連続稼働時間:約6時間
- 保証:1年(日本国内サポート)技適認証取得済み
- 付属品:1×ACアダプタ(5V3A/9V3A/12V3A/15V3A) 説明書
- 本体サイズ:173mm × 136mm × 19mm
- 本体重量:540g
以上のように、「One-Netbook A1」のスペック・価格のバランスは、ノベルゲームに最適なのです。
ノベルゲーに最適!その4.キーボード搭載
「艦これ」が流行ったとき、同タイトルがモバイルOSでプレイできなかったため、Windowsタブレットが(一部から)にわかに注目を集めた時がありました。
今回の「One-Netbook A1」と同じように、気軽に持ち運んでどこでも「艦これ」をプレイしたいというニーズからです。
ただ、Windows用に作られたゲームは、多くがキーボードやマウスの操作を想定しています。
タッチだけで完結できるタイトルも多いとはいえ、やはりEscキーやEnterキー、Shiftキーなどが使えないと不便、というタイトルも少なくありません。
その点、本機はキーボードを搭載しています。しかも、テックワン社は日本語配列にもこだわったとのことで、適当に詰め込んだような配列ではなく、きちんとタイピングすることを考えられています。
筆者は多くのモバイラー同様に、キーボード配列には「譲れない点」がいくつもあるので、キーマップを変更し、↓のようにキートップにシールを貼って快適な配列を実現しています。
7インチなのでもちろん広々とタイピングというわけにはいきませんが、このサイズにしてはなかなかどうして打ちやすいキーボードになっています。
ノベルゲーに最適!その5.拡張性が謎に高い
本機は、エンジニア利用も訴求されています。
↓のように、背面にシリアルポートと有線LANポートがついています。このあたりも変態端末たるゆえんではあります。
micro HDMIやイヤホンジャック、microSDカードスロットもついています。
そのため、外部モニタ出力がしたいとか、DVDドライブにつなげたい、Type-Aメモリを使いたいなどのニーズにも応えられます。
以上、7インチUMPC「One-Netbook A1」が、いかにノベルゲームのプレイに適しているかの紹介でした。
結構面白い端末なので、万人向けではないかもしれませんが、「おお!こ、これは!」と思った方は、ぜひチェックしてみてください。
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