下記でレビューしたレノボの11.5インチタブレット「XiaoXin Pad Pro」は、Snapdragon 730Gと美しい有機ELディスプレイ、極薄ボディにDolby Atmos対応サウンドという極上タブレットです。
詳しくは↓のレビューをご覧下さい。
これはグローバルでは「Lenovo Tab P11 Pro」として、日本では傘下のNEC PCから「LAVIE T11」(PC-T1195BAS)として販売されているものの中国向けモデルで、モノはほぼ同じです。もちろん日本語やGoogle系サービスも問題なく使えます。
(外観の違いは背面ロゴがNECかLenovoか。また、XiaoXin Pad Proではバージョンアップ後のNetflixが使えない点。アマプラやYouTubeはもちろん使えますが、ネトフリ必須の方はご注意下さい)
「Lenovo Tab P11 Pro」は、日本ではレノボのこちらのページで割引適用後で税込62,491円で、NECの「LAVIE T11」はNEC Directのこちらのページで65,780円で販売されている一方、「XiaoXin Pad Pro」はBanggoodのこちらのページでクーポンコード「BGJP2x3101」を適用すれば、現在最安値となる約45,000円なので、2万円安く買えます。(3/31まで)
なお、下位モデルのSnapdragon 662搭載「XiaoXin Pad」も、Pro同様に現在最安値セール中です↓
XiaoXin Pad ProでNECの日本語キーボードを使う
さて、XiaoXin Pad Proには、純正のタッチパッド・キーボード付きカバーがあります。
Banggoodのこちらのページで販売されていますが、これはUS配列になります。
一方、NECの「LAVIE T11」には、日本語配列の同カバー(PC-T1195BAS)が用意されています。
↓のように10,000円前後で売られています。
これがXiaoXin Pad Proで使えたら最高だと思って購入したら、普通に使えました。
しかも、単純なタッチパッド付きキーボードではなく、接続するとAndroidのUI自体がキーボード利用に最適化され、PCのような使い方ができます。想像の5倍くらい最高でした。
キーボードにはLAVIEロゴがついており、質感はノートパソコンのLAVIEによく似ています。一般的なタブレット向けBluetoothキーボードのようなチープさはまったくありません。
XiaoXin Pad Proは通常、一般的なAndroidのUIですが、接続すると自動でウィンドウモードに切り替わり、↓のようにKindleで漫画を読みながらYouTubeを見たりできます。
もちろんお仕事用にも便利でしょう。
というわけで今回は、このNECのLAVIE T11用カバーをXiaoXin Pad Proで使うレビューをします。
日本語・英語入力切り替えをスムーズにできる設定など、簡単なTipsも載せておきます。
同梱物と外観
同梱物は、背面カバー、タッチパッド付きキーボードカバー、保護フィルム、クリーナー、日本語マニュアルです。
外箱も高級感があります。
保護フィルム、クリーナー、マニュアルはこんな感じ。
背面カバーとキーボードカバーは分離しており、それぞれタブレット本体にマグネットで装着します。
さっそく、この最新iPad Airレベルに極薄で軽量なXiaoXin Pad Proのボディに装着してみます。
まずは背面部から。↓がタブレットにくっつく側です。
マグネットでピタッとくっつきます。表面は布地で手触り良く、指紋がつく心配も無く高級感に溢れています。
カメラ穴はカメラのギリギリまで迫っており、パーフェクトフィットです。LAVIEロゴがあしらわれています。
キーボード側も装着するとこんな感じ。こちらも布地です。ペアリングや充電は不要です。
厚みについて、背面と前面キーボードカバー両方を装着しても、一般的な2-in-1タブレットよりもだいぶ薄いです。同じレノボのLenovo Chromebook IdeaPad Duetに似ています。
重量は全部込みで実測約926g。2-in-1タブレットとしては一般的な重量。XiaoXin Pad Pro本体が489gとiPad Air級に軽いので、もちろんそれよりは重くなりますが、ズシリ感はあまり感じません。
背面カバーは↓のようにスタンド機構を備えています。
スタンドを出すと、その下はタブレット本体です。
純正カバーなだけあって、サイズはピッタリ。タブレット本体をキズや汚れから守ってくれます。
キーボードの設定と使い勝手
さて、まずは肝心のキーボードから見ていきましょう。
さすがはNECで、11.5インチとはいえ↓のようにキレイな日本語配列。最上段には、戻る・進む・ホーム・輝度・音量など、Android向け特殊キーもきちんとそろえられています。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、メタル調の表面加工が施されていて、大変高級感があります。
タッチパッドの滑りも良く、一般的なタブレット向けキーボードカバーとは一線を画す入力快適度。
キーピッチは約18mm確保されています。
打鍵感は柔らかめで、ストロークは若干浅め。ガチャガチャ感はなく、NECのノートパソコンに似た上品な打鍵感です。
さて、キーボードを接続したら、Androidの物理キーボード設定をいじりましょう。
デフォルトでは日本語配列用になっていませんので、Androidの「設定」→「システム」→「言語と入力」→「物理キーボード」→「物理キーボード」とタップして、「Lenovo Keyboard Pack for Tab P11 Pro 日本語」を選択しましょう。これで配列通りに入力できます。
続いて、「設定」→「システム」→「言語と入力」→「言語」をタップし、デフォルトで設定されている「日本語(日本)」に加えて、「English (United States)」を追加しましょう。
これにより、Shift+スペースキーで、日本語・英語入力を切り替えられます。(全角/半角キーは使えません)
あとは、バリバリ文字入力しましょう!
自動でPCライクな操作に!
このキーボードがよくできているのが、まずカチャッと接続したら、XiaoXin Pad Pro上に↓のようなメッセージが出てきます。
デフォルトで「作業モード」というのがONになります。
これがONになっていると、↓のようにすべてのアプリがウィンドウ表示になり、タッチパッドで移動させたり、ウィンドウの大きさを変えたりできます。
ウィンドウ右上の最大化ボタンを押せば、通常のAndroidと同じように全画面で使えます。
また、画面下部にはWindowsのタスクバーのようなものが出てきています。左から、戻る・ホーム・タスク切り替えボタン、そして起動中のアプリが並びます。
Jota+など一部アプリで、↓のように右上に最大化ボタンが表示されないものがあります。
これについても、ウィンドウのフチをドラッグすれば大きさが変えられ、↓のように全画面で使えます。
そして冒頭に書いたように、Kindleで電子書籍を読みながら動画を見たり、
ブラウジングしながらメールを書いたり、Twitterしたりできます。うーん、便利。
ホーム画面の左右スクロールは2本指です。
また、ホーム画面で2本指で上向きスワイプすれば、アプリドロワーが出てきますよ。
2-in-1としても最強だった
というわけで、XiaoXin Pad Proは、2-in-1としても最強の一台でした。
スペック高めAndroidタブレット・2-in-1が欲しい方は、最有力な選択肢になるでしょう。
処理早い、画面キレイ、音がイイ、薄い、軽い、ベゼル狭く画面大きいときて、タッチパッドやキーボード入力もしやすいとなると、持ち運び用のメインにもなり得ます。
気になった方は、ぜひチェックしてみて下さい!イイよこれ!
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コメント
ちょうどxiaoxin pad pro買ってT1195BASのキーボード使えるか気になってたので有り難いです! 早速購入しました!