多数のUMPC(超小型ノートパソコン)をリリースしているGPD社の国内正規代理店である株式会社天空から、GPD社の新型8インチUMPC「GPD Pocket 3」の国内正規版が予約開始されました。
第11世代Core i7-1195G7搭載のUltimate版が税込131,580円、Pentium N6000搭載のPro版が税込86,000円となっています。Ultimate版は予約限定で10%OFF。発売は2022年1月下旬です。
また、同じくGPD社のAndroid搭載ゲーミング端末「GPD XP」は発売開始。
こちらは税込42,600円で、天空の公式サイトから購入すれば専用ケースがプレゼントされます。
このほか、株式会社天空の独自ブランドであるTENKUからは、昨今流行の小型デスクトップも発売開始。
第8世代Core i5-8279U搭載ハイスペックモデル、Celeron J4125搭載のファンレス静音モデル、同じくCeleron J4125搭載のmini版の3種類です。
それぞれ、見ていきましょう!
最高8インチUMPC「GPD Pocket 3」
まずは目玉であるGPD Pocket 3から。
実機の詳細レビューは↓の記事と動画にアップしていますのでご覧ください。
8インチディスプレイでハイスペックな小型機は、フットプリントがちょうど第6世代iPad miniと同じくらい。
↓のように余裕で片手ホールドできる絶妙サイズです。
スペックは下記の通り。
- CPU:Core i7-1195G7 / Pentium Silver N6000
- GPU:Iris Xe Graphics 96 / UHD Graphics
- RAM:16GB / 8GB LPDDR4x
- ストレージ:1TB / 512GB PCIe NVMe M.2 2280 SSD
- ディスプレイ:8インチ(1920×1200)10点マルチタッチ
- アスペクト比:16:10
- 輝度:500ニト
- OS:Windows 10 home 64bit
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax
- Bluetooth:5.0
- 給電ポート:Thunderbolt 4 / USB3.2 Gen2 Type-C
- その他ポート:HDMI2.0b、USB3.2 Gen2 Type-A x2、有線LAN、イヤホンジャック
- スタイラス:4,096段階筆圧検知
- バッテリー容量:38.5Wh/7.7V/5,000mAhx2
- バッテリー駆動時間(高負荷):2時間 / 3時間
- バッテリー駆動時間(低負荷):9時間 / 15時間
- サイズ:198 x 137 x 20mm
- 重量:725g
特徴は、↓のようにディスプレイを開いてから180度回転させて折りたたむことで、Windowsタブレットにもなる2-in-1機構。
4,096段階の筆圧検知ペンに対応していますので、お絵かきタブレットやメモ書き用にも使えますよ。
また、背面ポートはモジュール形式になっていて、簡単に着脱可能。
標準ではUSB3.2 Gen2 Type-Aポートですが、これをHDMIキャプチャーモジュールや、RS-232端子に簡単に付け替えられます。
特にHDMIキャプチャーモジュールは、↓のように外部のカメラなどからの映像をGPD Pocket 3に表示したり、GPD Pocket 3のキーボードから外部PCを操作可能。YouTubeのLIVE配信やサーバルーム管理などで威力を発揮します。
バッテリー容量は10,000mAh。ローカルビデオ連続再生で8.5時間稼働するほか、45w PD充電に対応していますのでチャージも高速です。
そしてレビューでも強調した通り、右上に配置された広めのタッチパッドはかなり操作しやすくなっています。UMPC最大のペインポイントの一つであったポインティングデバイスの問題を解決。キーボードも16mmのキーピッチを確保しており、慣れればタッチタイピングも可能。
予約はこちらの株式会社天空公式サイト「GPD Direct」から。
6.81インチゲーミング端末「GPD XP」
続いてはAndroid 11搭載ゲーミング端末「GPD XP」です。
こちら、本日から発売開始。
実機レビューは、↓の記事と動画にあります。
スペックは下記の通り。
- CPU:MediaTek Helio G95(オクタコアA76 x2、A55 x5)
- GPU:ARM Mali G76 MC4
- RAM:6GB LPDDR4x
- ストレージ:128GB UFS2.1
- 拡張ストレージ:microSDXC、microSD、microSDHC(最大2TB:microSDXC)
- OS:Android 11
- UI:GPD Metro UI
- ディスプレイ:6.81インチ(2400×1080)第5世代ゴリラガラス
- リフレッシュレート:60Hz
- 輝度:500ニト
- NTSC:84%(typ.値)
- カメラ:フロント5MP
- バッテリー容量:7,000mAh
- 充電:20w PD2.0対応
- モバイルネットワーク:4G/3G/2G(いずれもデータ通信のみ、通話不可)
- バンド帯:
- 2G:GSM B3/8
- 3G:WCDMA B1
- 4G:TDD-LTE B34/38/39/40/41
- 4G:FDD-LTE B1/2/3/5/7/8/12/17/20/26/28
- SIMカード:nano SIM/デュアルSIM対応
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth:5.0
- GPS:対応
- サイズ:205 x 83 x 18mm(最小コントローラー・ジョイスティック部突起含まず)
- Xbox/PS3コントローラーでは長辺233mm
- FPSコントローラーでは216mm
- 重量:330g(MOBA)、350g(FPS)、370g(Xbox/PS3)
ミッドレンジクラスのスペックですが、レビューにあるようにゲーミングはかなり快適です。
↓の原神のようなモバイルゲームはもちろんのこと、
↓のようにXboxなどのストリーミングゲーミングサービスを使えば、高品質なコンソールゲームタイトルも快適にプレイできます。
本機は、左側のコントローラーは本体と一体化していますが、右側は着脱可能。MOBAハンドルモジュール・FPSグリップモジュール・360度グリップモジュールの3種類あり、ゲームタイトルの種類ごとに最適なコントローラーに付け替えます。いずれも同梱されています。
FPSモードでは、右手の親指はタッチ操作で視点移動やエイムを素早く行えます。また、L1と5のアイコンにチェックを入れると、バーストモードが有効になります。
左側にあるファンクションキーを押せば、いつでもマッピングツールが画面に現れることで、ゲームコントローラー操作でモバイルゲームをプレイするための設定が簡単にできます。
また、本機はnano SIM x2もしくはnano SIM + microSDの排他方式SIMスロットを搭載していますので、4Gネットワークを使ってモバイルデータ通信も可能。
また、本機は世界で唯一、アクティブクーリングデザインに対応したAndroid端末で、コア温度を60度以下に抑えられます。スピーカーはデュアルで、音量もかなり大きく出ます。
バッテリー容量は7,000mAhで、20wのPD急速充電にも対応していますよ。
こちらの天空公式サイト、もしくは↓のアマゾンで販売開始しました。
人気のミニPC「TENKU BOX PC PRO」シリーズ
天空独自ブランドであるTENKUからは、人気の小型デスクトップ3種類も登場しました。いずれもWindows 11 Proを搭載。
一番大きいものが、Core i5-8279U搭載、8GB/256GB SSDというスペック。
あとの2機種はいずれもCeleron J4125搭載で、8GB RAMと128GB/256GB SSDです。
↓のようにディスプレイ背面にVESAマウント装着することで、一体型PCのようにも利用可能。
価格は、Core i5版が税込54,500円、大きい方のCeleron版が30,800円(Windows 11 Proは33,000円)、mini版は28,600円となっています。
いずれも天空公式サイトのこちらのページで購入可能です。
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