今回は、モニターで有名な台湾BenQ社のヒット商品であるScreenBarの無線リモコン対応機種「BenQ ScreenBar Halo」をレビューします。
ダイヤル式の無線リモコンがついていることに目が行きがちですが、↓のように背面間接照明に対応し、照度範囲も広がっています。
もはやデスクライトとしてこれ以上ないほど完成度を高めまくった一台です。これ一台あれば、PC周りがいきなりエモく便利にグレードアップします。
↓でレビューした初代ScreenBarも便利なのですが、今回のHaloを使うとさらに便利さがパワーアップしています。価格差以上の価値を感じられるでしょう。
アマゾンの↓のページで、税込19,900円で販売されています。デスクライトとしては値が張りますが、良い買い物になると思います。
それでは、さっそく見ていきましょう!
同梱物と外観チェック
まず同梱物から。ScreenBar Halo本体、ダイヤル式リモコン、リモコン用乾電池、曲面ディスプレイ用アタッチメント、マニュアル・保証書類となっています。
マニュアルは日本語に対応しています。シンプルな使い方を、シンプルに解説してくれています。
つづいて本体を見ていきましょう。
ご存じの方も多いかと思いますが、ScreenBarの仕組みはシンプル。後ろのタイヤのような部分が重しになっていて、ディスプレイ上部に挟み込むように引っかける仕組み。
ディスプレイに↓のように設置すると、どっしりと安定します。
付属のUSB-Aケーブルを、PCやディスプレイなどのUSBポートに挿して使うデスクライトです。
手前側にはBenQロゴが刻印されています。
パネルは金属製で、ズシリと高級感があります。端にロゴがプリントされています。
重量は564gでした。
続いて、Halo最大の特徴である無線ダイヤル式リモコンを見ておきます。
↓のように上面タッチパネルがついていて、周囲はグリグリと回せます。
手前側に若干傾斜がついています。底面はゴム脚で、重さもあるのでダイヤル操作してもデスク上でズレたりせず安定しています。
底面パネルを外して、単4電池を3本入れて使います。
重量は実測で189gでした。
初代ScreenBarとの比較
続いて、↓でレビューした初代の無印ScreenBarと比較してみます。
無印は↓で税込12,900円で販売されています。Haloよりも7,000円ほど安くなっています。
まず幅が数cm違います。↓
デザインも、ScreenBarの方は黒一色でPCサプライ品・周辺機器然とした見た目なのに対し、Haloはメタルデザインで、より洗練されています。
また、Haloの方は背面が間接照明用のライトになっていますので、USBケーブルが底面から出ているのも特徴。
操作ももちろん違います。ScreenBarは上面タッチボタン操作に対して、Haloは無線ダイヤルリモコン操作になります。機能面で、色温度や照度の調整、自動設定などは変わりません。
色温度はいずれも2,700-6,500Kで同じですが、500ルクス照度範囲はScreenBarが30x63cmに対し、Haloは40x63cm@4,000K、40x65cm@6,500Kとなっています。
使い比べると、Haloの方が明らかに広い範囲を明るくしてくれているのが実感できます。
スクリーンに設置!機能を見ていく
ScreenBar Haloをディスプレイ上部に設置し、USB-Aを差し込みます。
リモコンの中央をタップすればライトがONになります。
ScreenBarは、ディスプレイへの映り込みなくキーボード周りを照らして手元を明るくしてくれるというのが基本機能ですが、Haloはそれに加えてディスプレイ背面に間接照明までついています。
最高にエモい雰囲気になります。
ちょうどデスクトップPCでいえばキーボードの周辺が明るくなるのですが、これで手元の資料を読んだり書き物をしながらのPC利用が快適になります。
リモコンですが、中央部が電源。右上と左上がそれぞれ照度と色温度で、タップしたあとダイヤルを回すと明るさや色温度が連続的に変わります。
左下はオートで、周囲の明るさを元に自動調整してくれます。基本はこれを一度押すだけでOKです。
下のボタンは照明切り替えです。間接照明のみ・手元ライトのみ・両方を切り替えられます。
ハートマークはお気に入りで、3秒押しすると現在の明るさ・色温度を保存しておくことができ、いつでもワンタップで再現してくれます。
ちなみに、ペアリングやPC上での設定などは不要です。
これ一台でPC周りがエモく洗練され便利に
画面に映り込みなく手元が明るくなるScreenBarの強みはそのままに、照度範囲が広がり、間接照明がついて、手元リモコンで操作可能。もはやこれ以上ないほど完成度高いプロダクトに仕上がっています。
リモコンは乾電池でなくバッテリー駆動にしてほしかったというのはありますが、頻繁に交換するものでもないので、そこまで気にならないでしょう。何より、初代ではScreenBar上部に手を伸ばしてONにするのが若干面倒だったところを、手元でスタイリッシュにONすることができるようになります。
間接照明は気分を盛り上げてくれます。いつも見るモニターを、どこか上質なものに感じさせてくれます。
朝から晩までPCで作業している方は私含め世に多いと思いますが、そんな日々を便利にエモくグレードアップさせてくれるScreenBar Halo。
もちろん非常にオススメですので、上質なデスクライトをお探しの方は是非!
デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!