GPDから7インチ化&最新プロセッサ搭載のUMPC「GPD MicroPC 2」が9月に出荷開始か!

GPDが手のひらサイズの業務向け小型PCとして2019年に発売した「GPD MicroPC」が、約6年ぶりに進化を遂げて帰ってきました。

新型モデル「GPD MicroPC 2」は、ディスプレイの大型化や性能の向上を果たし、2025年9月に出荷予定です。

本機は、最新のIntel Alder Lake-N世代のクアッドコアプロセッサ「Intel N250」を搭載し、16GB LPDDR5-4800メモリと512GBのPCIe 3.0 NVMe SSDを備えた超小型PCです。これまでのCeleron N4100/N4120世代から大幅なアップグレードとなっています。

筐体はクラムシェル型で、旧モデルの6インチから新たに7インチディスプレイを採用。横幅がやや広くなったことで、画面の見やすさと操作性が向上しています。また、ヒンジには回転機構を採用しており、画面をキーボード側に折り返して“分厚いタブレット”のようにも使える構造です。

キーボードは親指打ちに最適化されており、本体を両手で持って親指で入力するスタイルを継承。キーボード右側にはタッチパッドも搭載しており、マウスカーソルの操作やジェスチャー入力にも対応しています。

背面には有線LAN用のRJ45ポートを引き続き搭載していますが、今回は2.5GbEに進化。USBポートも仕様が刷新され、バッテリー容量も増加しています。一方で、従来モデルにあったRS-232シリアルポートは省略されています。

現在、Indiegogoにてクラウドファンディングが実施予定で、出資者は495ドルの支援で1台を予約可能。出荷は2025年9月から開始される見込みです。