予定よりも早く7月にクラウドファンディングを開始していたGPD社の8.9インチノートパソコンであるGPD P2 Maxが、更に予定よりも早く来週にも一部出資分の出荷を開始することになりました。
競合のChuwi MiniBookやOne-NetbookのOneMix3が相次いで予約開始する中、一ヶ月ほど後れを取っていたことからキャッチアップを急いだようです。
クラウドファンディング自体は8月25日まで続きますが、200ユニットのトライアル生産をすでに開始しており、5日以内にはマスプロダクションを開始するようです。
両競合機に対し、GPD P2 Maxは8.9インチという一番大きなサイズを活かして、唯一タッチパッドを搭載しています。
また、スペックも最も高くなっています。
ただ、競合機が搭載するキーボードバックライトと、筆圧検知のスタイラスペン対応は非搭載になっています。
特にキーボードバックライトについては、それを補うように、出資者には下記2つのアクセサリーをプレゼントするという施策を実施しています。
Also, every backer will get a LED and a fluorescent keyboard sticker. pic.twitter.com/CqazY0G9LO
— GPD Game Consoles (@softwincn) August 6, 2019
価格は、下記の通り2種類です。
- Celeron 3965Y/8GB RAM/256GB SSDモデル
- クラウドファンディング:$529(約57,000円)
- 小売価格:$635(約68,000円)
- Core m3-8100Y/16GB RAM/512GB SSDモデル
- クラウドファンディング:$705(約76,000円)
- 小売価格:$842(約91,000円)
また、上記それぞれには、同じ価格で日本語キーボード版も用意されています。
Chuwi MiniBook同様、日本市場を重視した対応になっています。
廉価版のCeleronモデルと上位モデルのCore m3で、カラーが異なります。
↓の通り、廉価なCeleronモデルがシルバーで、Core m3モデルがAmber Blackです。
スペックは下記の通りです。
※「/」をはさんで2つ並んでいるものは、左が廉価なCeleronモデル、右がCore m3モデルです。
- カラー:Silver/Amber Black
- OS:Windows 10 Home 64bit
- ディスプレイ:8.9インチ(2560×1600)10点マルチタッチ IPS
- CPU:Celeron 3965Y/Core m3-8100Y
- GPU:UHD Graphics 615
- ストレージ:256GB PCIe NVMe M.2 2280 SSD/512GB
- RAM:8GB/16GB
- Bluetooth:4.2
- インターフェース:USB A x1, USB Cx1, 3.5mmジャック, Micro HDMI 2.0
- バッテリー容量:9,200mAh
- 稼働時間:約10-12時間(使い方による)
- 重量:650g
- サイズ:213 x 149.5 x 5.5-14.2 mm
- 付属品:チャージャー(5V==3A, 9V==3A, 12V==2.5A, 15V==2A)、保証書、スペック表
クラウドファンディングページはこちらになります。
国内正規版の予約も、すでに開始しています。
Amazonでも、複数の代理店が様々なスペック・セットで予約受付開始しています。
おわり
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