デイリーガジェットでは、One-Netbook社の7インチUMPC(超小型PC)であるOneMix2Sを国内発売日に購入し、これまでヘヴィーに使ってきました。
レビューも何度かアップしています。
OneMix2Sは、わずか7インチという、スマホよりも少し大きいだけの超小型筐体に、ハイスペックとフルキーボード、光学式ポインティングデバイスを搭載しています。
下記の通り、メインマシンとしても活躍できるほどのスペックを備えています。
- CPU:第8世代インテル® Core™ m3-8100Yプロセッサー
- グラフィックス:Intel® HD Graphics 615
- RAM:8GB DDR3
- ストレージ:256GB PCIe SSD(交換不可)
- ディスプレイ:7インチ(1920×1200)Gorilla Glass 4
- ポインティングデバイス:光学式
- タッチペン:2048段階筆圧検知
- カメラ:なし
- インターフェース:USB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-C (PD2.0対応)、microSDカード
- スロット、3.5mmイヤホンジャック、Micro HDMI
- 指紋認証センサー
- バッテリー容量:6,800mAh
- 連続稼働時間:最大12時間
- 保証: 1年(日本国内サポート)
- 付属品:ACアダプタ(5V3A / 9V2.67A / 12V2A)、Type-Cケーブル、説明書(保証書)、専用デジタルペン、WPS Officeスタンダード版ライセンスカード
- 本体サイズ 182mm × 110mm × 17mm
- 本体重量 515g(ペン17g)
↓のように片手で持てるサイズ感と重量です。
今回、7インチというこのモビリティを活かし、様々な場所で記事を執筆してみました。
その様子と、使い勝手をレビューします。
空港
外出先でビジネスパーソンが仕事をする、というとまず思い浮かぶのが空港ではないでしょうか。
多くの飛行場には、PCを使って作業ができるスペースや、ラウンジが準備されています。
そういった場所ですと、もちろん快適に作業できるのですが、OneMix2Sであれば↓のように出発ロビーでも使えました。
ポケットに入れておけば、わずかなスキマ時間に、わずかなスペースでも仕事ができます。
飛行機内
空港と来たので次は飛行機の中です。
機内は、エコノミークラスですと、前の座席から↓のようなテーブルが出せます。
飲み物を置いてもとてもゆとりがあります。
これなら、マウスも使えますね。
また、座席の物入れにもスッポリ収納できますので、席を立つときにも気になりません。
ただ、隣の席から画面がよく見えてしまうため、気になる方は↓のような「のぞき見防止フィルム」を使った方がいいかもしれません。
バス
次は、同じく乗り物系でバスの中です。
バスはテーブルがありませんので、置いて使うことはできません。
そのため、↓のように手に持って使うことになります。
膝の上でもいいのですが、結構揺れるので手に持った方が便利です。
UMPCの強みの一つが、このように手に持って使えることです。
GPD WinやGPD MicroPCなどは、手に持って使うことが前提の設計になっています。
ただ、バスの車内は酔ってしまう人も多いため、細かい記事執筆などは難しそうです。
新幹線
乗り物シリーズ最後は新幹線です。
新幹線も飛行機と同じく、前座席からテーブルが出てきますよね。
そこに置けば、↓のようにゆとりを持って作業ができます。
ただ、これも飛行機同様、隣からは見えやすい場所になりますので、のぞき見防止フィルムが欲しくなる方も多いかもしれません。
カフェ・レストラン
続いては飲食店です。
カフェを含む飲食店では、パソコンを持ち込んでの長い作業はよくないことなので、常識の範囲内での利用にします。
↓はアキバのドトールです。
狭い場所でも、このように何の問題も無く記事執筆が可能です。
更に狭い場所を探したら、↓のドーナツ店のテーブルがありました。
ドーナツのプレートを置くと、ギリギリのサイズです。
通常のノートPCだと、この大きさのテーブルでは作業できませんが、OneMix2Sであれば可能です。
大学のキャンパスや公園
アウトドアでの作業も快適でした。
↓は大学キャンパスの中ですが、広く心地いい屋外空間で、記事執筆もはかどります。
公園のテーブルでも、↓のように難なく作業ができます。
また、屋外では、ディスプレイを360度回転するタブレット形式にした方が便利な局面も多いです。↓
スマホに持ち替えなくても、ちょっとした調べ物も便利にできます。
また、写真のように、細かいポインティング操作をする時は、マウスでなくスタイラスペンを使うのもおすすめです。
はじめは、OneMixシリーズの特徴である360度回転とスタイラスペン対応は「使わないかなあ」と思っていたのですが、屋外利用では意外と便利です。
おわりに
このようなUMPCは、持ち運びに苦労せず、外出先などの限られたスペースや時間で使えることが最大の魅力です。
今回とりあげたOneMix2Sを販売するOne-Netbook社の最新マシンは、8.4インチのOneMix3シリーズですが、スペックはOneMix2Sとほぼ同じです。
また、One-Netbook社は7インチラインのOneMix2Sを併売することを明らかにしていますので、今後もOneMix2Sはすぐになくなることはありません。
外出先でのスキマ時間利用が多い方は、ぜひUMPCを検討してみてください。
そういう方にはとても便利ですよ。
おわり
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