2021年版が公開されました!今後は↓を更新していきます。
[更新履歴]
- 2020.1.7 公開
- 2020.2.22 「GPD Win Max」情報をアップデート
- 2020.3.19 「GPD Win Max」「OneGx」情報をアップデート
- 2020.4.27ドンキ・ホーテとFFF Smart Life Connectedの2モデルを追記
- 2020.7.25 「GPD Win Max」「OneGx1」「MAG1」「GPD WIN3」「OneMix4」情報を追記・アップデート
- 2020.8.3「GPD Win Max」「OneGx1」レビューを追記
- 2020.12/13「One-Netbook A1」レビュー、OneMix4、OneGx1 Pro、Aya Neo情報を追記
- 2020.12.15「OneGx1 Pro」「OneMix4」発表会レポート情報を追記
新機種が次々と出てくるUMPC(超小型ノートパソコン)。
↓の記事では、いまなぜUMPCが流行っているのかを考察しました。
めまぐるしく新情報が日々飛び込んでくるので、ともすれば「いまは何が発売されているのか」「相場はいくらか」「どのモデルがオススメなのか」などがわかりにくくなってしまいます。
というわけでこの記事では、最新ニュースをもとに記事を随時アップデートしながら、UMPCの”イマ”がいつでも分かる内容にしていきたいと思います。
大きく「現行モデル」と「発売予定モデル」に分けてまとめています。
発売されたら「現行モデル」に入り、「発売予定モデル」には噂・リーク情報も入れていきたいと思います。
また、「現行モデル」は海外でしか買えない派生モデルは含まず、あくまで日本で正規で購入できるものに限定しています。(ただしMAG1など海外からしか買えないモデルは含んでいます。あくまで「派生」モデルが海外からしか買えないもののみ省いています)
それでは早速、「現行モデル」から見ていきましょう。
現行モデル
現行モデルは、このジャンルの主要企業であるGPD社、One-Netbook社、Chuwi社の3社に加えて、ワンモデルのPeakago、MAG1があります。
メイン3社には戦略の違いが見て取れますので、それは↓にまとめてあります。
では、全モデルGPD社から順に見ていきます。
GPD P2 Max
8.9インチと現行モデル中最大で、タッチパッドが搭載されていることが特徴のUMPCです。
天板サイズはiPad miniとほぼ同じです。
スペックは高く、タッチパッドのおかげでポインティングデバイスは現行モデル中MAG1と並んでもっとも快適になっています。
他の多くのUMPC同様、英字キーボードしかないため、「ー」の入力がそのままでは2キー押し必要になってしまいます。
スペックは下記の通りです。
- OS:Windows 10 Home 64bit
- ディスプレイ:8.9インチ(2560×1600)10点マルチタッチ IPS
- CPU:Core m3-8100Y
- GPU:UHD Graphics 615
- ストレージ:512GB PCIe NVMe M.2 2280 SSD
- RAM:16GB
- Bluetooth:4.2
- インターフェース:USB A x1, USB Cx1, 3.5mmジャック, Micro HDMI 2.0
- バッテリー容量:9,200mAh
- 稼働時間:約10-12時間(使い方による)
- 重量:650g
- サイズ:213 x 149.5 x 5.5-14.2 mm
- 付属品:チャージャー(5V==3A, 9V==3A, 12V==2.5A, 15V==2A)、保証書、スペック表
アマゾンで、約88,000円ほどで販売されています。↓
GPD Pocket 2シリーズ
7インチのUMPCで、OneMix2Sシリーズと並んで、2018年までのもっともスタンダードな筐体になります。
何度かマイナーアップデートを繰り返し、現在の最新モデルは下記のスペックです。
- OS:Windows 10 Home (64bit)
- CPU:Intel® Core™ m3-8100Y
- RAM:8GB LPDDR3
- ストレージ:128GB eMMC
- ディスプレイ:7インチ(1920×1200)
- バッテリー容量:6,800mAh
- 連続稼働時間:最大8時間
- 付属品:1×ACアダプタ(5V3A / 9V2.67A / 12V2A)、1×充電用USB Type-Cケーブル、1×マニュアル
- 本体サイズ:181mm × 113mm × 14mm
- 重量:約510g
価格は6.5~7万円程度で、家電量販店でも販売されています。↓
また、CPUがCeleron 3965Yにダウングレードし、ストレージが倍増した廉価モデル「GPD Pocket 2S」も発売されており、こちらは↓のブラックもラインナップされています。
価格は↓の通り6万円程度となっています。
GPD Win2
GPD社の6インチUMPCで、↓の通りゲームパッド的な入力デバイスが搭載されています。
こちらもCPUを中心に何度かマイナーアップデートを重ねており、現在最新の2019年モデルのスペックは下記の通りです。
- CPU:Intel Core m3-8100Y
- GPU:lntel HD Graphics 615
- RAM:8GB LPDDR3-1866
- ストレージ:256GB M.2 SSD(M.2 2242 Socket 2)
- ディスプレイ:6.0インチ(1280×720)
- バッテリー容量:9,800mAh(2x4900mAh) 7.6V
- 本体サイズ:16.2 x 9.9 x 2.5 cm
- 重量:約460g
- OS:Windows 10 Home 64bit
- インターフェース:1x USB Type-C 3.0、1x USB 3.0、1x Micro SD、1x Micro HDMI、1x 3.5mmヘッドホンジャック、1x M.2 SSD(M.2 2242 Socket 2)
- 付属品:1x USB Type-C ケーブル、1x ACアダプター、1x 取扱説明書・保証書
価格は、9万円弱になっています。↓
GPD MicroPC
GPD社の最後は、ユニークなモデルです。
GPD MicroPCは6インチUMPCで、↓のようにタッチパッドが搭載されており、ただ画面はタッチ非対応となります。
このサイズではあり得ないほどの拡張性を誇り、ネットワークエンジニアなどニッチなニーズに対応する製品です。
スペックは下記の通りとなります。
- OS:Windows 10 Pro (64bit)
- CPU:Intel Celeron N4100 Processor
- ベースクロック:1.10 GHz
- 最大クロック:2.40 GHz
- グラフィック:Intel® HD Graphics 600
- RAM:8GB LPDDR4
- ストレージ:128GB M.2 2242 SATA 3.0
- ディスプレイ:6インチ(1280×720)ゴリラガラス4H-IPS
- キーボード:バックライト付QWERTY
- ポインティングデバイス:タッチパッド、左右クリックボタン、スクロールホイール
- 通信:
- 有線LAN Gigabit LAN (10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)
- 無線LAN Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4G/5G Dual-band wifi, 433Mbps)
- カメラ:なし
- インターフェース:
- 3×USB 3.0 Type A
- 1×USB 3.0 Type C
- 1×HDMI 2.0 Type A
- 1×RS-232
- 1×RJ45
- 1×microSDカードスロット (SDXC対応、最大2TB)
- 1×3.5mmオーディオIN/OUT
- 冷却方式:ファンシンク (ON/OFFスイッチ付き)
- バッテリー容量:2×3,100mAh
- 連続稼働時間:6~8時間
- 保証:1年
- 付属品:
- 1×ACアダプタ(5V3A / 9V2.67A / 12V2A)
- 1×充電用USB Type-Cケーブル
- 1×マニュアル
- サイズ:W153mm × D113mm × H23.5mm
- 重量:約440g
価格は↓のように5万円前後となっており、最廉価モデルの一つになっています。
OneMix 3シリーズ
ここからはUMPCのもう一つの雄であるOne-Netbook社の製品群を見ていきます。
One-Netbook社のUMPCはどれも、画面が360度回転してタブレットとしても使える点がGPD社と異なります。
この機構は、Chuwi MiniBookやPeakagoなど、他のUMPCからも追従されました。
まず現行最新モデルは、OneMix3シリーズです。
こちらは8.4インチで、OneMix3、3S、3S プラチナの3モデルがあり、それぞれスペックは下記の通りです。
価格は、OneMix3が↓のように9万6千円程度で、
OneMix3Sが11万6千円程度、
第8世代Core i7搭載のプラチナエディションは15万円ほどになっています。↓
また、これらに加えて、最新の第10世代Core i5を搭載したOneMix 3proも販売されています。
こちらは日本語キーボードに対応した魅力的なモデルで、スペックは下記の通りです。
- ディスプレイ:8.4インチ(2560×1600)10点マルチタッチ
- アスペクト比:16:10
- 筆圧検知:4096段階
- CPU:Core i5-10210Y(最大4GHz)クアッドコア
- RAM:16GB LPDDR3
- ストレージ:512GB PCIe NVMe SSD
- OS:Windows 10 Home
- バッテリー容量:8,600mAh
- キーボード:バックライト、指紋認証
- ポート類:MicroSD、USB Type-C、USB 3.0 Type-A、Micro HDMI、3.5mmイヤホンジャック
- サイズ:204 x 129 x 14.9mm
- 重量:659g
価格は↓のように12万円台で、第10世代搭載PCとして見てもコスパ高めになっています。
また、OneMix 3proには、錦鯉をイメージしたKoi Editionもリリースされています。↓
こちらはCPUがCore i5からCore i7になっており、タッチペンも付属します。(下記太字が通常版との差異です)
- CPU:第10世代インテル® Core™ i7-10510Yプロセッサー
- グラフィックス:Intel® HD Graphics 615
- RAM:16GB DDR3
- ストレージ:512GB PCIe SSD ※M.2ポートなし
- ディスプレイ:8.4インチ(2560×1600)358PPI
- 無線LAN:Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4G/5G Dual-band wifi, 443Mbps)
- インターフェース:USB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-C (PD2.0対応)、microSD(最大256GB)、3.5mmイヤホンジャック、Micro HDMI
- セキュリティ:指紋認証センサー
- バッテリー容量:8,600mAh
- 2048段階筆圧検知タッチペン付属。また4096段階筆圧のペンにも対応(別売)
- 保証:1年(日本国内サポート)
- 付属品:ACアダプタ(5V3A / 9V2.67A / 12V2A)、Type-Cケーブル、説明書(保証書)
- 本体サイズ:204mm × 129mm × 14.9mm
- 本体重量:0.67kg
価格は↓のように15万7千円ほどします。
現行機の中ではもっともハイエンドで高価なモデルになります。
OneMix 2Sシリーズ
OneMix 2Sシリーズは、3シリーズの前世代ですが、One-Netbook社の方針として併売されています。
↓にレビューがあります。
7インチサイズで、筐体サイズはGPD Pocket2に似ています。
GPD Pocket2との違いは360度画面回転機構を搭載している点です。
スペックは下記の通りです。
- CPU:第8世代インテル® Core™ m3-8100Yプロセッサー
- グラフィックス:Intel® HD Graphics 615
- RAM:8GB DDR3
- ストレージ:256GB PCIe SSD(交換不可)
- ディスプレイ:7インチ(1920×1200)Gorilla Glass 4
- ポインティングデバイス:光学式
- タッチペン:2048段階筆圧検知
- カメラ:なし
- インターフェース:USB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-C (PD2.0対応)、microSDカード
- スロット、3.5mmイヤホンジャック、Micro HDMI
- 指紋認証センサー
- バッテリー容量:6,800mAh
- 連続稼働時間:最大12時間
- 保証: 1年(日本国内サポート)
- 付属品:ACアダプタ(5V3A / 9V2.67A / 12V2A)、Type-Cケーブル、説明書(保証書)、専用デジタルペン、WPS Officeスタンダード版ライセンスカード
- 本体サイズ 182mm × 110mm × 17mm
- 本体重量 515g(ペン17g)
こちらも非常に多くのバリエーションがあります。
まず通常版は↓のように約9万円です。(よくアマゾンでセールもされます)
また、スペックが同じでさくらピンクEditionというモデルも販売されています。↓
2Sも錦鯉モチーフのKoi Editionがあり、ストレージが倍増しています。↓
同じく第8世代Core i7を搭載したプラチナエディションも用意されています。↓
OneMix 1S
OneMixシリーズにも廉価モデルがあります。
それがこのOneMix 1Sです。
筐体は2Sとほぼ同じですが、スペックが異なります。↓
主にCPUがCeleronで、ストレージが128GBに、またバッテリー容量も若干少なくなっています。
GPD PocketでいえばGPD Pocket 2Sに対応するモデルです。
価格は約5万6千円となっています。↓
OneMix 1S+
OneMixシリーズの廉価モデルに、国内発売のOneMixシリーズ初となる、ブルーの筐体を採用したOneMix 1S+が登場しました。
スペックは下記の通りです。
- CPU:Core m3-8100Y
- GPU:Intel HD Graphics 615
- RAM:8GB DDR3
- ストレージ:256GB PCIe SSD
- ディスプレイ:7インチ(1920×1200)
- スタイラス:2,048段階筆圧検知(別売)
- 通信:Wi-Fi 2.4/5G, Bluetooth 4.2
- ポート類:USB Type-A、USB Type-C、micro HDMI、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードスロット
- サイズ:182 x 110 x 17mm
- 重量:約500g
ディスコンになったOneMix2Sが廉価になって再登場したような位置づけですね。
購入リンクは↓になります。
Chuwi MiniBook
続いては高コスパ端末を多数リリースしているChuwi社が出しているUMPCです。
8.4インチのChuwi MiniBookです。
レビューは下記に掲載されています。
スペックは↓のように、特にストレージが128GBなど、若干スペックは控えめです。
- CPU:Intel Core m3-8100Y(Celeron N4100)
- グラフィックス:Intel UHD Graphics 615(600)
- ストレージ:128GB eMMC 5.1
- OS:Windows 10 Home 64ビット
- ディスプレイ:8.0インチ(1920 x 1200)283ppi
- タッチ:10点マルチタッチ対応
- バッテリー容量:7,000mAh(26.6Wh / 7.6V / 3,500mA)
- カメラ:フロント2MP
- 拡張性:USB Type-C、Type-A(3.0)、Type-A(2.0)、マイク、3.5mmイヤホンジャッ
- ク、M.2 2242 SSDスロット、microSDカードスロット、Mini HDMI
- Bluetooth 4.0
- Wi-Fi:2.4G/5G 802.11ac/b/g/n
- サイズ:201 x 128.6 x 19.3 mm
- 重量:662g
ただ、価格で攻めており、Makuakeで6万円前後でした。
現在、↓のようにAmazonほかでも販売されています。
MAG1
MAG1はMagic-Ben社がリリースする8.9インチUMPCです。
GPD P2 Maxとよく似ており、タッチパッドを搭載しています。
また、ベゼルの狭さと、4G LTE対応モデルが売りの一つです。
- CPU:Intel Core m3-8100Y
- RAM:8GBもしくは16GB DDR3
- ストレージ:256GBもしくは512GB PCIe
- ディスプレイ:8.9インチIPS(2560×1600)
- 通信:Wi-Fi 2.4GHz/5GHz、Bluetooth4.0
- 拡張性:USB 3.0 Type-A、USB Type-C、MicroSDカードスロット、MicroHDMI、3.5mmイヤホンジャック
- バッテリー容量:8,600mAh
- OS:Windows10
- サイズ:207.2 x 146.5 x 17.5 mm
- 重量:約690g
- 指紋認証搭載
レビューはこちら↓
玄人筋に人気のモデルですね。
日本語キーボードモデルが登場し、↓のようにAmazonで販売されています。
Cosmo Communicator
最後はユニークなモデルです。
こちらは唯一のAndroid機で、また他がすべて中国の会社なのに対し、イギリスのPlanet Computers社の製品です。
「Cosmo Communicator」という、フルキーボード搭載のPDA端末です。
前モデルが「Gemini PDA」で、あわせてスペックを見ると↓の通りです。
スペック | Cosmo Communicator | Gemini PDA |
サイズ | 17.14(W) x 7.93cm(D) x 1.6(H)cm | 17.14(W) x 7.93cm(D) x 1.51(H)cm |
重量 | 約320g | 約320g |
SIM | Dual SIM + eSIM | SIM + eSIM |
ディスプレイ解像度 | 2160×1080, 403 ppi | 2160×1080, 403 ppi |
ディスプレイサイズ | 5.99インチ | 5.99インチ |
サブディスプレイ | 2インチ (マルチタッチ対応) 570 x 240, 300 ppi |
なし |
RAM | 6GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 64GB |
バックカメラ | 24MP | なし(オプション) |
フロントカメラ | 5MP | 5MP |
イヤホンジャック | あり | あり |
バッテリ | 4220mAh | 4220mAh |
指紋センサー | あり | なし |
NFC | あり | なし |
Android ver. | 9.0 (Pie) | 7.1.1 |
CPU | 4x Cortex A73 @2.0GHz 4x Cortex A53 @2.0GHz |
2x Cortex A72 @2.6GHz 4x Cortex A53 @2.0GHz |
キーボードバックライト | あり | なし |
価格 | 799$ 約86,000円 |
599$ 約64,000円 |
半分スマホなので、電話としても使えます。
デイリーガジェットでも、↓のようにGemini PDAをいじり倒して遊んできました。
現在、家電量販店で販売されています。
NANOTE
ドンキホーテから、税別19,800円と格安の7インチUMPCが登場しました。
デイリーガジェットでは、↓で世界最速レビューを公開しました。
スペックが低いですが、↓のように色々と遊んでみましたよ。
MAL-FWTVPCM1
FFF SMART LIFE CONNECTED 株式会社(旧 MARSHAL 株式会社)から、日本語キーボード搭載の新型8インチUMPC(超小型ノートパソコン)「
価格は、税込44,800円です↓
GPD Win Max
GPD Winシリーズは、ジョイパッドのようなゲームコントローラーがついた、ゲーミングに特化した6インチ液晶のUMPCでした。
今年リリース予定の「GPD Win Max」は、このGPD Winシリーズの最新作といえそうです。
※2020/6追記:リリースされました!
2020/8/3追記:レビュー記事をアップしました。↓
2020/8/10追記:ゲーミングUMPCでライバル機となるGPD Win MaxとOneGx1の比較レビューをアップしました。↓
デイリーガジェットでは、国内の新製品発表会にご招待いただき、上記レポートをアップしています。
現在、↓で予約受付中です。
6インチだった「GPD Win2」と比較し、8~9インチに大型化することで、「GPD Win2」と同様のゲームコントローラーのほか、タッチタイピングが可能なキーボードと、上部にはトラックパッドまで搭載されました。↓
現在までに明らかになっているスペックは、MacBook Proと同種類のIris Plusグラフィックスを搭載したCore i5-1035G7プロセッサ、1280×800ピクセルのディスプレイ、M.2 2280スロット、冷却ファン、バックライト付きのキーボードです。
拡張ポート類は、小さな筐体にも関わらず大変豊富です。
スペックは下記の通りです。
- カラー:ブラック
- OS:Windows10 Home 64bit
- CPU:
- 第10世代 Core i5-1035G7
- 6MB キャッシュベースクロック1.2GHz 最大3.7GHz(TDW12W-25W)
- 4コア8スレッド
- グラフィックス:
- Iris Plusグラフィックス
- 最大解像度HDMI 4096×2304 DP 5120×3200
- DirectX 12、OpenGL 4.5
- RAM:16GB LPDDR4-3733
- ディスプレイ:8インチ(Gorilla Glass 5)
- 解像度:1280×800
- ストレージ:512GB(PCIe NVMe M.2 2280 SSD)PCIeGen3.0x4/SATA3.0
- ストレージ増設スロット:なし(交換可能)
- カメラ:内蔵カメラなし
- インターフェースポート:
- USB Type-C(うち一つはThunderbolt3対応)、USB 3.0ポートx2、有線LANポートx1
- 音声入出力:3.5mmヘッドセット&マイクロフォンx1
- HDMI出力端子2.0×1
- 無線LAN/Bluetooth:
- Wi-Fi6(IEEE802.11 ax/ac/b/g/n、2.4GHz&5GHz準拠)、Bluetooth5.0
- WiDi互換Miracastサポート
- microSDカード(TFカードスロット):microSDカード(SDXC A2クラスサポート)
- 入力デバイス:
- Chocolateキーボード(QWERTY)、マウスパッド
- Xinput準拠アナログコントローラー内蔵(アナログx2、十字キー、A/B/X/Yボタン、L1/L2/L3、R1/R2/R3、スタート、メニュー、Xboxボタン)
- 冷却ファン:デュアルファンアクティブ冷却方式(液冷パイプ、空冷)
- 電源:
- 内蔵リチウムポリマーバッテリー
- バッテリー容量15,000mAh、57Wh
- 電池の種類:リチウムポリマー電池
- スタンバイ時のバッテリー寿命:最大14時間
- 外形寸法:207x145x26mm
- 本体質量:790g
- 付属品:
- 65W PD対応ACアダプターx1、Type-Cケーブルx1
- 説明書(保証書)
OneGX1
続いて、OneMixシリーズを展開するOne-Netbook社です。
こちらも、OneGx1が2020年夏にめでたくリリースです。
2020/8/3追記:OneGx1のレビュー記事を公開しました。↓
スペックは下記の通りです。
- CPU:第10世代Core i5-10210Y
- GPU:Intel UHD Graphics 615
- RAM:8GBまたは16GB LPDDR3 SDMRAM
- ストレージ:256GBまたは512GB microPCI-e SSD
- ディスプレイ:7インチ(1920×1200)10点マルチタッチ対応
- キーボード:QWERTY日本語配列バックライト付き
- タッチペン:2,048段階筆圧検知(ペン別売り)
- 無線LAN:Wi-Fi6(802.11ax), 2×2 a/b/g/n/ac
- Bluetooth:5.1
- LTE対応バンド帯(オプション):
- LTE-FDD:B1/B3/B8/B18/B19/B26/B28
- LTE-TDD:B41
- CA:B1+B1/B8/B18/B19/B26/B28;B3+B3/B8/B18/B19/B26/B28;B41+B41
- WCDMA:B1/B3/B6/B8/B19
- インターフェース:USB 3.0 Type-A、USB Type-C 3.2 Gen2 (PD2.0対応)、USB Type-C 3.0、SIM+microSDカードスロット (SDXC対応)、3.5mmジャック、microHDMI(D Type)
新製品発表会の様子は↓にアップしています。
購入は↓のリンクから可能です。
- 【OneGx1 国内正規版取り扱い店舗】One-Netbook 公式ストア
- Amazon.co.jp (One-Netbook 公式ストア)
One-Netbook A1
2020年後半に登場した、7インチのUMPCです。
画面を開いて180度回転させてまた閉じることでタブレットになるという、かつてのFMV LOOX Uを彷彿とさせるギミックです。
下記にレビューを掲載しています。
One-Netbook A1は、正規代理店である株式会社テックワンが運営する日本公式サイトのこちらのページ、もしくは同社が出品する↓のアマゾンのページで販売されています。
価格については、8GB RAM、256GBストレージが通常税別74,500円です。上記公式サイトおよびアマゾンではいずれもこの価格での販売です。
- 8GB/256GB:税別74,500円
- 8GB/512GB:税別79,500円
今後登場予定のUMPC
下記のUMPC達が、登場がほぼ固い状況となっています。
GPD WIN3
「GPD WIN MAX」製品発表会で、次世代ゲーミングUMPC「GPD WIN3」が2021年に登場することが明らかにされました。
上記イベント中、「GPD WIN MAXはGPD WIN2の後継なのか?」という質問に答える形で、GPD Technology社のWade社長により明らかになったものです。
2020/12/13追記:GPD WIN3は、スライド式キーボード搭載のTiger Lake機となることが発表されました。↓
OneMix4
One-Netbook社の日本代理店である株式会社テックワン主催の「OneGx1」発表会の中で、質疑応答に答える形で、OneMixシリーズとOneGxシリーズの新機種の存在が明らかになりました。
OneMixシリーズの最新モデル「OneMix4」は、ディスプレイサイズを10.1インチに大型化し、2021年春に登場予定です。
Tiger Lake搭載、10.1インチとして世界最小のフットプリントです。
OneGx1 Pro
OneGx1後継で、Tiger Lakeを搭載したOneGx1 Proが発表されました。
Core i7-1160G7搭載で、驚異的なパフォーマンスを誇ります。
会場では、モンスターハンターオンラインやストリートファイターVが、ヌルヌルサクサクに動く様子が実演デモされました。↓
12/15から予約受付、2021/1/31から一般販売開始です。
ダークホースたち
ほかにもユニークなプロダクトもあります。
たとえば↓は、なんと6年の歳月をかけてまだ未完成の、Linux搭載UMPC「DragonBox Pyra」です。
先日、6年を経てようやく試作機が数台発送されたという悠久の時の流れを感じさせる素敵な一台です。
スペックは下記の通りです。
- CPU:TI OMAP5デュアルコア ARM Cortex A15
- OS:Devian
- ディスプレイ:5インチ(1280×720)タッチ対応
- RAM:2GB もしくは 4GB
- ストレージ:32GB eMMC
- バッテリー容量:6,000mAh(取り外し可能)
- 拡張性:USB 3.0 x1、USB 2.0 x2、Micro USB(充電兼用)、3.5mmイヤホンジャック、MicroHDMI
- その他:バックライト付きキーボード
Aya Neo
コチラはRyzen 5搭載のゲーミングUMPCです。
中国・上海で11月14日・15日に開催されたWePlay文化展(Shanghai WePlay gaming exhibition)で展示され、今後グローバル展開もしていく可能性があります。
スペックは下記の通り。
- CPU:AMD Ryzen 5 4500U(6コア6スレッド)
- GPU:AMD Radeon Vega 6
- RAM:16GB DDR4-4266 LPDDR4X
- ストレージ:512GB PCIe NVMe M.2 2280 SSD
- 色域:sRGB 99%
- ディスプレイ:7インチ(1280×800)IPS(5点マルチタッチ)
- バッテリー:47Wh
- ポート類:USB Type-C x3、イヤホンジャック
- 通信:Wi-Fi 6
- 重量:650g
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(”ほぼ”毎日更新中!)
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デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。
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